

というお悩みを解決します。
この記事では、世界最大のNFTマーケットプレイス「OpenSea」(オープンシー)でNFTを買う方法を解説します。
NFT初心者や未経験の方のために、
NFTを買うための3つのステップ
- ETHを購入
- ETHをMetaMaskに送金
- OpenSeaでNFTを購入
の3ステップでわかりやすくお伝えします。
ここで、

という方も、ご安心ください!
この記事では、NFT特有の専門用語をひとつずつ解説しています。
この記事を書いているわたしは、NFTアートを制作・販売するクリエイターとして活動しながら、NFT関連情報の専門メディア(当サイト)を運営しています。
(筆者・こばんのTwitterアカウントはこちら)
このわたしが、NFT業界の専門知識と個人の体験談をもとに、NFT完全初心者むけに解説していきます。
いまはNFT関連の知識ゼロの方でも、必ず理解できるはずです。
この記事内容に従って作業するだけで、あなたも今日からNFTホルダーです!
ぜひ最後まで読んで、実際にNFTを買ってみてくださいね♪
参考
NFT購入には、仮想通貨が必要です。
事前に仮想通貨口座を作っておくと、後々スムーズにNFT取引をはじめられます。
まだの方は早めにつくっておきましょう。
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※国内大手コインチェックでは無料で口座開設できます
※最短5分で申請完了&翌日からNFT取引できます
OpenSeaでNFTを買う手順(3ステップ)
さっそく、はじめてNFTを買うときの手順を解説していきます!
NFT購入に必要な手順は、以下の3つだけです。
NFTを買うための3つのステップ
- ETHを購入
- ETHをMetaMaskに送金
- OpenSeaでNFTを購入

手順①:仮想通貨ETHを購入
まずは、仮想通貨取引所で口座開設します。
基本的に、NFTは仮想通貨を介して取引(売買)されます。
そのためNFTを買うには購入代金用に仮想通貨が必要で、その管理・保管のために仮想通貨専用口座が必要になるのです。
最初に仮想通貨口座を開設する
仮想通貨の取引所はたくさんありますが、その中でもイチ押しは国内大手の「コインチェック」です。
スマホ画面が使いやすく、初心者でも使いやすいのが特徴です。
中級者以上の方にも愛用されており、国内ビットコイン取引アプリダウンロード数 3年連続No1の快挙を達成しています。
取り扱う通貨数が多く、手数料も比較的安いので、とても便利で安心感があります。
はじめて仮想通貨口座をつくるなら、コインチェックはもっとも無難な選択肢のひとつです。
コインチェックの口座は無料で申込できます。
最短5分ほどで申請できるので、スキマ時間にサクッと済ませておきましょう。
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※完全無料です(一切お金はかかりません)

事前にご用意いただくとスムーズですよ♪
つぎに仮想通貨ETHを購入する
無事に口座開設ができたら、日本円を入金して仮想通貨「ETH」(イーサ)を買います。
NFT取引には、さまざまな仮想通貨が用いられます。
数多ある仮想通貨の中で、NFT売買でもっとも多く利用されている仮想通貨は「ETH」(イーサ)です。

そのため本記事でも、ETHを使ったNFTの買い方を紹介しますね♪
2022年現在ETHは、ビットコイン(BTC)に次ぐ取引時価総額を誇る人気通貨です。
日本国内のほぼ全ての仮想通貨取引所で取り扱いがあり、24時間いつでも買うことができます。
※仮想通貨「ETH」の詳細は『ETH(イーサ/イーサリアム)の特徴と将来性、買い方を解説』を参照ください。
仮想通貨「ETH」の購入手順は、『コインチェックのスマホアプリで仮想通貨を買う方法』で解説しています。
スマホ画面で操作方法を解説していますが、PCの場合も操作の流れは同様です。
記事内容に沿って作業すれば、かんたんに「ETH」を購入できます。

-
コインチェックのスマホアプリで仮想通貨を買う方法(3ステップ)
続きを見る
手順②:ETHをMetaMaskに送金
続いて、先ほど買った「ETH」を「MetaMask」(メタマスク)に送金します。
仮想通貨ウォレット「MetaMask」をインストールする
「MetaMask」(メタマスク)とは、PCあるいはスマホにインストールして使用する「仮想通貨ウォレット」です。
(画像引用元:MetaMask公式サイト)
仮想通貨を保管できる 「デジタルな財布」だと考えてください。
このあと登場するNFT取引サイト「OpenSea」では、ウォレット接続をしないとNFT取引ができません。
NFT購入をするための必須ツールですので、必ずインストールしてください。
インストールは無料です。
「MetaMask」は、スマホでも使えますが、基本的にはPCで利用することをおすすめします。
なお、Google Chrome(Webブラウザ)の拡張機能として利用できて便利です。

ミス防止のため、なるべく大画面のPCでの利用を推奨します。
「MetaMask」に「ETH」を送金する
「MetaMask」のインストールが完了したら、先ほどの手順①で購入しておいた「ETH」を「MetaMask」に送金します。

コインチェックなどの仮想通貨取引所サイトの「出金」画面から、「MetaMask」に表示されているアドレスに「ETH」を送りましょう。
「0x~~~~」というアドレスです。
ここでアドレスを間違えるとあなたのお金は消え去ります。

心配なら1,000円くらいで送金をテストして、無事に着金することを確認してから、残りを送るようにしましょう。
「MetaMask」に「ETH」を送金する手順は『メタマスクとは?|使い方と送金方法を解説』で解説しています。
-
メタマスクとは?|使い方と送金方法を解説【はじめての方むけ】
続きを見る
実際のコインチェック画面をもちいて、操作方法をひとつずつ解説しています。
初心者の方もそのまま真似するだけで、かんたんに送金完了できるはずです。

手順③:OpenSeaでNFTを購入
「MetaMask」に「ETH」が入金されたら準備完了です。
あとはNFTを買うだけです。
OpenSeaにアクセスする
(画像引用元:OpenSea公式サイト)
「OpenSea」(オープンシー)とは、2017年2月にサービスを開始した米国ニューヨークを拠点とした世界最大のNFTマーケットプレイス(NFTの取引が行われる場所)です。

並べられた作品から、好きなものを選んで購入できます。
「OpenSea」以外のマーケットもありますが、基本的にはおすすめしません。
とくに、近年日本企業が運営をはじめたばかりのNFTマーケットは危険です。
実際にはブロックチェーンの技術が使われていない「NFT風デジタルデータ」もあったりするからです。
OpenSeaは世界最大のマーケットプレイスで、ニセモノや詐欺にあうリスクが低いです。
はじめてNFTを買うなら、まずはもっとも信頼のおける取引サイトである「OpenSea」を使うのが基本です。

買いたい作品を探す
OpenSea公式サイトにアクセスしたら、さっそくお気に入りの作品を探してみましょう。

コレクションを検索する
まずはトップ画面の検索やランキング機能を使って、気になる作品コレクションをチェックしてみてください。
すでにお目当ての作品がある方は「検索」機能をお使いください。
またランキングは、トップ画面右上の「Stat」内にある「Rankings」から見れます。
コレクションごとに、作品のコンセプトや作風が異なります。
あなたの好みやセンスにあったものを見つけてみましょう!
参考
気になるコレクションを見つけたら、詳細をチェックしてみましょう。
コレクション詳細ページでは、取引総額や最低価格が一覧で見ることができ、その作品群の人気度がはかれます。
コレクション詳細ページにはOpenSeaやNFT業界特有の専門用語があり、初見ではわかりにくい部分も多いです。
はじめての方は『OpenSeaの作品ページの見方|各指標の意味・読み方を解説』を参考に、各指標を読み取ってみてください。
-
OpenSeaの作品ページの見方|各指標の意味・読み方を解説します
続きを見る
作品を選択する
コレクションを選択したら、その中から買いたい作品を選びます。
今すぐ買える作品だけを表示させたい場合は、画面左側のツールバーの「Status」項目で、「Buy Now」にチェックを入れます。
もうひとつの「On Auction」を選ぶと、オークション形式で販売中の作品を表示できます。

NFTを購入する①(固定価格で買う)
まず、固定価格での購入の流れです。
作品のサムネイル画像と価格を確認して、買いたい作品が決まったらクリックします。

つぎの画面で購入注文を出します。
メインとなる注文の出し方は、以下の2種類あります。(上の画像の黄色枠で囲んだ部分です)
- 「Buy now」=成行注文
- 「Make offer」=指値注文
「Buy now」の成行(なりゆき)注文なら、この場合は画面に表示されている「0.45ETH」(=約9万円)で購入できます。
※2022年11月時点のレートを参考に「1ETH=20万円」で算出
一方「Make offer」の指値(さしね)注文なら、値段を指定できます。たとえば「0.4ETHなら買いますよ!」という注文を出して、相手がOKすれば取引成立となります。
2022年11月:追記
2022年11月現在、「Buy now」でなく「Add to cart」と表示されるよう仕様変更されています。
いったん「Add to cart」をタップしたあと、「成行注文」(Buy nowの機能)で作品を購入できるようになっています。
この「Buy now」(Add to cart)または「Make offer」を使えば、その時点での決まった値段(=固定価格)で購入できます。
これがもっともスタンダードなNFTの買い方です。

NFTを購入する②(オークションで買う)
続いて、オークション形式での購入の流れです。
オークション形式の場合は、上記画面のように「Place Bid」(入札する)のボタンが表示されます。
入札期日までに最高額の注文を出した人が、落札(購入)できる仕組みです。
オークション形式では、想定より安く買えるチャンスがある一方、欲しい作品を買い逃すリスクもあります。
中級者以上の方におすすめの取引方法なので、少し慣れてきたあとにお試しするのがおすすめです。
なお「Make Offer」やオークション入札でNFT購入する場合、「WETH」という特別な仮想通貨が必要になります。

「ダッチオークション」(価格下降型)や固定価格での成行注文では通常の「ETH」で買えるので、「WETH」は不要です。
WETHとは
WETH(wRTH)とは、「Wrapped ETH」(ラップされたイーサ)のことです。
イーサリアムネットワークの基軸通貨であるETHは、そのままでは他のトークン(仮想通貨やNFT作品)と直接交換ができません。
ETHに服を着せて(=ラップして)、他のトークンと交換できる状態にしたETHのことを、WETHと言います。
交換比率は「1ETH=1WETH」の固定レートとなっていて、何度でも交換できます。

※ETHとWETHの違いについては、『OpenSeaで利用する3種類のETH(イーサ)|黒・赤・紫の違いを解説』で詳しく解説していますので参考にしてください。
お手持ちの「ETH」を「WETH」に交換する手順は、後ほど「よくある質問」で詳しく解説しています。
「WETH」を入手したい方は、こちらからお進みください。(該当箇所にジャンプします)
NFT作品を買う
購入に必要な通貨(ETHまたはWETH)が準備できている状態なら、NFT購入までもうあと少しです。
注文ボタンを押したあとは、ウォレットで支払いの承認を行います。
起動した「MetaMask」で購入に必要な総額(作品代金+ガス代)を確認したら、「確認」ボタンを押してください。
補足①
はじめてOpenSeaで購入する場合、購入確認の手前で以下の画面が表示されることがあります。
この場合、「Unlock」をクリック→「Sign」をクリック、の順で進めてください。

表示されずに購入・ガス代支払い画面に進めた場合には、そのまま決済してOKです。
補足②
NFT購入に伴う各種処理には「ガス代」というネットワーク利用料がかかります。
「ガス代」は秒単位で変化するので、決済タイミングを少しずらすだけで安く買えるチャンスもあります。
ガス代についての詳細や安くするコツは『OpenSeaのガス代を徹底解説』で解説しているので参考にしてください。
-
OpenSeaのガス代を徹底解説|NFTアートの出品は無料です
続きを見る
購入できたことを確認
以下のように「Your purchase is processing!」(購入手続き中)と表示されます。
購入手続きの処理には、数十秒~1分前後かかることが多いです。
しばらく待ちましょう。
購入処理が完了したら、先ほどの小ウィンドウが消え、作品詳細画面(下記)が表示されます。
作品名の下に「Owned by you」と表示されていれば、この作品があなたのものになっています。
これで購入確認は完了です。
これで念願のNFT購入が完了です。
お疲れ様でした!!!
NFT購入手続きの流れは、以上です。
OpenSeaの利用方法は、以下『OpenSeaの始め方・使い方(登録~出品・購入)【完全ガイド】』でも解説していますのでご活用ください。
-
OpenSeaの始め方・使い方(登録~出品・購入)【完全ガイド】
続きを見る
よくある質問
ここからはOpenSeaやNFTに関して、初心者からのよくある質問にお答えします。
仮想通貨がないとNFTは買えないの?
いいえ、「仮想通貨なし」でもNFTを買う方法はあります。
クレジットカード決済でNFTを購入できるサービス「Pie」を利用すれば、日本円などの法定通貨を使ってNFTアート作品を買えます。
このサービスを使えば、ETH(イーサ)などの仮想通貨は不要です。
「仮想通貨に抵抗がある」とか「仮想通貨の口座開設が面倒」という方にとって、不安や手間・時間を解消できるメリットがあります。
しかし当サービスは、クレジットカード決済後に購入を代行してもらうときの手数料が高いというデメリットがあることに要注意です。
「Pie」の公式サイトによると、手数料の目安は「5~15%」です。

「とにかくかんたんに!」と利便性を重視するなら、仮想通貨不要でNFTが買える「Pie」のようなサービスをご利用ください。
※公式サイトに移動します

仮想通貨は使わなくとも、NFTの管理に必要だからですね。
反対に、「なるべく手数料を安く、お得に」買いたい方は、本記事で解説した手順での購入が最適です。
現在もっとも多くの方が使っている、一般的な方法です。
初心者におすすめのNFT作品は?
NFT初心者なら、まず「日本国内の有名コレクション」を買うのがおすすめです。
海外の有名コレクションは1作品が数千万円以上するなど、とても初心者が手を出せる価格ではありません。
また価格変動に影響する可能性のある最新情報の収集もやりづらく、初心者には難易度が高すぎます。
一方、日本のコレクションなら、情報収集は容易で、比較的安い値段で買うことができます。

関心の持てるコレクション運営者を見つけたら、実際の作品集を見てみたり、関連情報を集めてみましょう!
そして、作品のコンセプトや作風に共感し、価格に納得のいく場合に購入をすすめればOKです。
日本国内の人気・有名NFTコレクションは、関連記事『日本のNFTアートコレクション15選|選び方のコツ4つも紹介』で解説しているので参考にしてください。
-
日本のNFTアートコレクション15選|選び方のコツ4つも紹介【初心者むけ】
続きを見る
OpenSeaは日本語で使える?
はい、使えます。
OpenSeaは海外のサイトですが、一部、日本語対応が進んでいます。
またGoogle翻訳などの翻訳ツールを使えば、サイト全体を日本語表記に変換することもできます。
詳しい手順は、関連記事『OpenSeaの英語を日本語化する方法』で解説しているので参考にしてください。
-
OpenSeaの英語を日本語化する方法|Googleアプリでかんたん!
続きを見る

参考
それでも海外の英語サイトに抵抗感がある方には、日本企業が運営する日本語サイトを利用をおすすめします。
関連記事『日本国内のNFTマーケットプレイス一覧|おすすめ5社ランキング』を参考にしてください。
OpenSeaのオークション参加に使う「WETH」の入手方法は?
OpenSeaのオークション入札に必要な「WETH」(ラップドイーサ/通称「赤イーサ」)は、以下の手順で入手できます。
「1ETH=1WETH」で交換できます。
お手元のウォレットに必要な金額のETHを用意した上で、以下の手順を進めてください。

方法①:事前に交換しておく場合
1つ目の方法は、ウォレット内で交換する方法です。
この方法なら、まだ購入したい作品が決まってない場合でも事前準備ができます。
まずは「MetaMask」ウォレットを起動します。
PCでGoogle Chrome拡張機能利用の場合、「拡張機能マーク」(以下①)をタップしてください。
「MetaMask」が起動したら、「スワップ」(上記②)をタップします。
続いて以下の画面になります。
スワップ先の通貨を選択します。
検索画面で「WETH」と入力すると「WETH(Wrapped Ether)」が表示されます。
こちらを選択後、スワップ元の「ETH」欄に入手したいWETHの金額を入力すればOKです。
「MetaMask」で承認ボタンを押して、交換完了です。
方法②:作品購入時に交換する場合
もう買いたい(入札したい)作品が決まっている場合は、こちらの方が時短になります。
まずは買いたい作品の購入手続き(入札手続き)を進めてください。
すると途中、作品購入画面のウィンドウに「Convert ETH」というボタンが表示されます。
こちらをタップします。
変換する金額が表示されるので、内容確認後、「Wrap ETH」ボタンを押します。
「MetaMask」が起動します(右上に小ウィンドウが表示されます)ので、「確認」→「署名」の順でクリックして進んでください。
以下のように「Wrap confirmed」のメッセージが出たらOKです。
「Close」ボタンを押して、小ウィンドウを閉じます。
これで無事にETHをWETHに変換する手続きは完了です。
そのまま作品購入(入札)を進めましょう。

使いやすい方をご利用くださいね♪
OpenSeaでの売り方は?
この記事では、OpenSeaでの「買い方」を解説しました。
反対に「売り方」を知りたい方は、関連記事『【画像40枚で解説】OpenSeaでNFTアートを出品・販売する方法』をお読みください。
-
OpenSeaでNFTアートを出品・販売する方法|初心者でもかんたん!
続きを見る
NFT作品の出品方法から販売方法の設定まで、画像付きで詳しく手順を紹介しています。
参考
OpenSeaでNFT作品を上手に売るには、ちょっとした「コツ」や「テクニック」が必要です。
- 関連記事①『OpenSeaでNFTを高く売るコツは?』
- 関連記事②『OpenSeaでガス代を安くするコツは?』
で、お得に取引する方法を紹介しています。
これからNFTを出品・販売する方は参考にしてみてください。
NFTは儲かるの?
必ず儲かる訳ではありません。
ただしNFTは、
NFT市場で儲けやすい理由
- 市場全体が成長中
- 稼げる方法が多様
であることから、お金を稼ぎやすい状況にあることは間違いありません。
NFTで稼ぐコツは、関連記事『NFTで上手に稼ぐ方法3選|投資・創作・ゲームで稼げる仕組みとコツ』で解説していますので参考にしてください。
-
NFTの稼ぎ方|投資・創作・ゲーム・メディアで稼ぐ仕組みとコツを徹底解説
続きを見る
NFTで儲かった場合の税金は?
NFT取引で得た利益には税金がかかり、確定申告も必要です。
国税庁ホームページによると、NFT取引で得た利益は「所得」であり、「所得税」の支払い対象になるとされています。
また所得区分は、以下の通りです。
- 役務提供の対価としてNFTを取得した場合は「事業所得」または「給与所得」
- 臨時・偶発的にNFTを取得した場合は「一時所得」
- 上記以外の場合は「雑所得」
- NFT譲渡により値上がり益を得た場合は「譲渡所得」
どの所得に区分されるかは、個別事情によりケースバイケースです。
詳しくは『NFTの税金|NFT取引で得た利益の確定申告の方法を解説』で解説しているので参考にしてください。
-
NFTの税金|NFT取引で得た利益の確定申告の方法を解説
続きを見る
NFT取引の初期費用はどのくらい?
NFT取引には、各種手数料のほか、ブロックチェーンネットワーク利用に伴うガス代などの費用がかかります。
ガス代は秒単位でつねに変動するものであるため、ここで、「初期費用は○○円です!」とお伝えすることはできません。
しかし、ある程度の相場(大体いくらかかるのか?)は知っておくべきでしょう。
詳しくは関連記事『NFTを始める初期費用|ガス代と手数料の目安金額は?』で解説しているので、参考にしてください。
-
NFTの初期費用|NFT売買時のガス代と手数料の相場・目安金額を解説
続きを見る
手数料を安くするコツは?
NFTを買うときの各種手数料は、仮想通貨取引所によりさまざまです。
NFTを買うプロセスでは、
無料できる手数料
- ウォレットへの送金手数料
- 販売所手数料(スプレッド)
などの手数料が必要ですが、このうち上記2つとも無料の取引所を選んでおけば、手数料の節約になります。
GMOコインとビットポイントは各種手数料無料でお得
上記両方が無料になる取引所は、GMOコインとビットポイントです。
GMOコインも、
ビットポイントも、
口座に入金した日本円をMetaMaskなどのウォレットに送金する手数料が無料です。

1ETHが25万円だとすると、毎回1,250円以上の手数料が必要です。
※コインチェックの手数料については、コインチェック公式サイト(手数料解説ページ)をご確認ください。
またGMOコインもビットポイントも、ETHを「取引所(板取引)」で購入できるので、販売所手数料(スプレッド)も不要なのです。

スプレッドはおおむね3~5%なので、10,000円払っても9,500~9,700円分のETHしか入手できません。
※「販売所」と「取引所」の違いについては、関連記事『販売所と取引所の違い』を参照ください。
これらの手数料は1回あたりは少額でも、長期でみると「ちりつも」で結構な金額になります。
頻繁にNFT取引をする可能性のある方は、GMOコインやビットポイントを選んでおくのが得策です。
※手数料について、詳しくは『NFTを買うために必要な5つの手数料|コスト最安の取引所はGMOコインとビットポイント』でも解説しているので参考にしてください。
迷ったら全部登録すればOK(ぜんぶ無料なので損しません)
なお取引所はそれぞれ一長一短あり、優劣はつけにくいです。
豊富なユーザー数の安心感でコインチェックを選ぶか、NFT取引の手数料の安さ重視でGMOコインやビットポイントを選ぶかで迷うなら、「とりあえず全部登録してみる」のも "あり" です。
口座開設は各取引所とも無料なので、口座を作っておいて損はありません。
1つの取引所につき、5〜10分で申込できます。
まとまった時間がとれる方は、気になる2〜3社をぜんぶ登録しておくのがおすすめです。

複数の取引所を使い分けると、お得に取引できますよ♪
※その他取引所については、関連記事『仮想通貨取引所おすすめ12社ランキング』を参考にしてみてください。
NFTのリスクや注意点は?
NFT取引には、リスクが伴います。
NFT取引における主なリスク・危険
- 取引で得た利益に対して多額の税金支払いが必要になる
- ハッキングでコインが盗まれる
- 法整備やルール変更による影響
- さまざまな詐欺被害に遭う
税金については、現行の税制ルールを理解しておくことが最良のリスク対策です。
NFTも仮想通貨も同じ税のルールが適用され、年間20万円を超える所得(利益)には課税されます。この場合、確定申告が必要です。
関連記事『ビットコイン/仮想通貨の税金を解説』を読んで理論武装しておきましょう。
ハッキングの危険は、セキュリティ体制がしっかりしている仮想通貨取引所やNFTマーケットプレイスを利用することでリスク低減できます。
ともに、なるべく「国内大手」または「全世界で大手」の会社のサービスを利用すると安心です。
法整備については、つねに情報収集しておくしか対応策はありません。
最新情報にアンテナを立てて、不利なルール変更の場合に損失を被らないよう備えましょう。
さいごの詐欺については、とても根深い問題です。
NFTはときに多額のお金(仮想通貨)をやりとりするため、詐欺師に狙われやすい分野・領域となっています。
さまざまな詐欺手法がありますが、よくある典型的なパターンを知っておけば大体の被害は回避できます。
『NFT詐欺に遭わないための6つの対策【NFT初心者は必見】』では、よくある詐欺とその対応策を紹介しているので参考にしてください。
-
NFT詐欺対策6選|代表的な詐欺の手口と対策方法を紹介
続きを見る
NFTも仮想通貨も、リスクや危険性と隣り合わせの世界です。
取れる対策は十分にとって、自己責任でやりましょう。
NFTはメタバースとも関係ある?
はい、あります。
近年話題沸騰の「メタバース」は、NFTと非常に密接に関係しています。
メタバース(アバターを使って自由に動き回れる3D仮想空間)内では、NFTアイテムの取引・交換ができます。
そのためOpenSeaで取引したNFTアイテムをメタバース内で利用したり、メタバース内で獲得したNFTアイテムをOpenSeaで換金することも可能です。
これからOpenSeaでNFT取引をはじめるなら、あわせてメタバースの世界にも足を踏み入れてみることをおすすめします。
関連記事『メタバースのやり方・始め方(初心者むけにやさしく解説)』では、無料でメタバースを体験する手順を解説していますので参考にしてください。
-
メタバースのやり方・始め方|はじめての方むけに徹底解説
続きを見る
参考
メタバースで稼ぎたい方には、関連記事『メタバースでの稼ぎ方・副業8選|稼げるサービスと始め方も紹介』も参考になります。
-
メタバースでの稼ぎ方・副業8選|稼げるサービスと始め方も紹介
続きを見る
以上が、よくある質問と回答でした。
さいごに
この記事では、 "初心者" が "もっとも一般的な方法で" NFTを買う方法をお伝えしました。
おさらいすると、NFT購入は以下の3つの手順だけでOKです。
- ETHを購入
- ETHをMetaMaskに送金
- OpenSeaでNFTを購入
とてもかんたんに始められるので、いま多くの人がNFTにお金を投じはじめています。
国内大手コインチェックの利用者が急増している事実が、ひとつの証拠です。
この時代の波に、乗り遅れないでください。
無料で口座登録して、少額(数千~1万円程度)を入金したら準備完了です。
いまからNFT市場の波に飛び乗りましょう。
\ NFT取引には口座が必要です /
※完全無料です(一切お金はかかりません)
※最短5分で申込できます
※サービス詳細はコインチェック公式サイトより
今回は以上です。
この記事が、あなたが念願のNFT取引をはじめるきっかけになればうれしいです。
あわせて読みたい(NFT関連記事)
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NFTの始め方|仕組み・将来性・具体例をわかりやすく解説
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