だれか、わかりやすく教えて...(泣)
というお悩みを解決します。
わたしはNFTクリエイター 兼 投資家です。
そのかたわら、当サイトを運営しています。
この記事では、NFTの危険性(リスク)と問題点についてくわしく解説します。
本記事の内容
- NFTの危険性と問題点
不安や恐怖の原因は、「たんなる無知」(知らないだけ)であることもおおいです。
NFTに対して不安感や恐怖感を覚えている方は、ぜひこの記事をさいごまで読み、正しいNFTの基礎知識を身につけてください。
NFTに興味のある方は、ぜひ参考にしてくださいね。
参考
NFTの危険性と問題点(「NFTはやめとけ」と言われる理由)
NFTはデジタルデータに価値を生み出す画期的なものです。
しかし、新しい技術・産業であるため、まだまだ様々な問題点を抱えているのも事実です。
そのため、その危険性や問題点を指摘し、「NFTはやめとけ(やめておけ)」という人も少なくありません。
NFTが抱える危険性や問題点は、おもに以下6つです。
NFTの危険性と問題点
- 投資で損失を出す
- 手続きミスで資金を失う
- 詐欺が横行している
- 制作者の責任の所在があいまい
- 環境負荷への懸念がある
- マネーロンダリングの温床にも...
順番にくわしく解説しますね。
NFTの危険性・問題点①:投資で損失を出す
1つ目は、投資で損失を出す可能性が高いことです。
NFTは、世界中のだれでも作品を制作して出品・販売できます。
そのためNFT取引サイトには、無数のNFT作品が並んでいます。
このなかで価値のあるNFT作品をみつけるのは、とても困難です。
うっかり「デジタルのゴミ」と呼ばれるような価値のない作品を購入してしまえば、あっという間に値段は下がっていきます。
NFTを投資や投機の対象として考える方にとって、これは大きな問題です。
参考
価値のあるNFTを見つけ出すヒントは、以下『NFTがゴミではない3つの理由|NFTは価値がない?の疑問を解消します』で解説しています。
NFT投資に興味のある方は、ぜひ参考にしてください。
NFTがゴミではない3つの理由|NFTは価値がない?の疑問を解消します
続きを見る
またNFTは一般的に、仮想通貨(暗号資産)を用いて購入します。
仮想通貨建ての価格では上昇や横ばい状態でも、その仮想通貨の換算レートが下がることで法定通貨ベースでは損失になることもあります。
NFT投資をするなら、NFTと仮想通貨の両方の価格変動リスクに注意が必要です。
参考
投資で損するリスクを最小限におさえるには、格安や無料のNFTからはじめると安心です。
NFTを無料でもらえる「フリーミント」については、『NFTをフリーミントする手順』を参照してください。
NFTをフリーミントする手順|事前準備と当日の流れを画像つき解説
続きを見る
NFTの危険性・問題点②:手続きミスで資金を失う
2つ目は、手続きミスで資金を失う恐れがあることです。
たとえば、
- 誤ったウォレットアドレスに送金してしまった...
- 異なるチェーン上の取引所に送金してしまった...
- ガス代不足で手続きに失敗した...
といった場合です。
NFTや仮想通貨など「Web3.0」関連の世界では、各種サービスの運営者が利用者のミスをカバーしてはくれません。
ミスをしてお金を失えば、そのお金はもうあなたのもとには戻ってこないのです。
「すべて自己責任」が、NFTや仮想通貨の世界での常識となっています。
参考
「Web3.0」については、以下『Web3.0とは?|概要、期待される未来、サービス実例を徹底解説』で解説しています。
Web3.0とは?|概要、期待される未来、サービス実例を徹底解説
続きを見る
NFTの危険性・問題点③:詐欺が横行している
3つ目は、詐欺行為が横行していることです。
NFTの世界には、本当に詐欺がおおいです。
大金の流れ込む市場のため、大量の詐欺師たちが初心者たちを狙ってお金を盗み取ろうと跋扈(ばっこ)しているのです。
誤って偽サイトのURLをクリックすれば、個人情報が盗みとられます。
また、SNS等で知らない人からDM(ダイレクトメール)がきたら、「100%詐欺」と思ってよいです。
「あなたの絵を売ってください」と言って偽サイトに誘導するのが典型的な詐欺のパターンです。
NFTをはじめるなら、詐欺には要注意です。
よくある詐欺手法をあらかじめ知っておき、適切な対策をとるようにしましょう。
参考
よくあるNFT詐欺とその対策については、以下『NFT詐欺対策6選|代表的な詐欺の手口と対策方法を紹介』で解説しています。
NFT詐欺対策6選|代表的な詐欺の手口と対策方法を紹介
続きを見る
NFTの危険性・問題点④:責任の所在が曖昧(あいまい)
4つ目は、違法性のある作品に関する責任の所在が曖昧(あいまい)であることです。
NFTアート作品は、だれでもかんたんにつくれてしまいます。
そのためNFT取引市場には、違法性のある作品も混ざっている可能性があります。
NFTの世界では、法整備が追い付いておらず、このような場合に制作者に責任があるのか、出品や転売をした者に責任があるのかが明確ではありません。
もしあなたがその作品を購入したり転売したりすれば、気づかぬうちに犯罪や詐欺行為に加担してしまうかもしれないのです。
NFTを購入するときには、その作品の制作者や出品者の身元や信頼性をチェックすることも必要でしょう。
NFTの危険性・問題点⑤:環境負荷への懸念がある
5つ目は、環境負荷への懸念があることです。
NFTの取引にもっともおおく用いられるブロックチェーンは「イーサリアム」です。
このイーサリアムは、データ処理を行うために大量の電力を消費します。
そのため、NFT産業がおおきくなるにつれ電力消費は増え、環境への負荷がおおきくなる問題を抱えているのです。
イーサリアムについては、2022年に仕組みがアップデートされ、環境負荷を軽減するための対策がとられています。
しかしそれでも、環境への影響がゼロというわけではありません。
NFTは、地球環境への影響があることを覚えておきましょう。
NFTの危険性・問題点⑥:マネーロンダリングの温床にも...
6つ目は、マネーロンダリングの温床になっている懸念があることです。
NFTは投資や投機の対象ともなっているため、NFT市場には大量のお金が流れ込んでいます。
この流入するお金のなかには、もともと犯罪に関与したお金も混ざっているかもしれないのです。
犯罪で得た資金の "出どころ" をわからないようにするため、犯罪者たちはさまざまな取引を繰り返します。
これを「マネーロンダリング」と呼びます。
世界中の投資家を相手に大金を頻繁に取引できるNFTマーケットは、このマネーロンダリングに都合のよい市場となっている可能性があるのです。
その実態は定かではありません。
NFTの世界に入るときには、こういった「負の側面」や「闇の部分」があることも知っておくとよいでしょう。
以上、NFTの抱える危険性と問題点の解説でした。
さいごに
この記事では、NFTの危険性と問題点について解説してきました。
NFTには危険がひそんでおり、不安を感じる方もおおいのが現状です。
ただ、市場の成長にともない、NFTの世界ではいま急ピッチで法整備やルールづくりが進んでいます。
急成長するNFT市場の波に乗りたいなら、やや不安はあっても「まず、はじめてみる」のも手です。
この記事で学んだ基礎知識があれば、あとはやりながら覚えていけばOKです。
さっそくNFTをはじめる方は、以下を参考にしてください。
OpenSeaでNFTを「買いたい」方は!
NFTの買い方|OpenSea(オープンシー)でのNFT購入方法を解説
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OpenSeaでNFTを「売りたい」方は!
OpenSeaでNFTアートを出品・販売する方法|初心者でもかんたん!
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なお、NFTをはじめるなら、仮想通貨(暗号資産)口座は必須です。
※「ガス代」については、関連記事『OpenSeaのガス代を徹底解説』でくわしく解説しています。
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今回は以上です。
この記事があなたのお役に立てれば幸いです。
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