

というお悩みを解決します。
この記事では、OpenSeaでNFTアートを出品(販売)する方法を解説します。
まったくの初心者でもわかるように、NFTを出品・販売するまでのすべての手順を、40枚の画像を用いてやさしく解説します。
この記事内容に従えば、誰でもNFTアートを売り始められます。
※なお本記事では、もっとも代表的な方法である、イーサリアム(ブロックチェーン)とETH(コイン)を使う方法を中心に解説しています。ご了承ください。
※OpenSeaでのNFTの買い方(購入手順)を知りたい方は、関連記事『OpenSeaでのNFTの買い方』へお進みください。
NFTは、今まさに波が来ている市場です。
時代の波に乗って稼ぎたい方は、ぜひこの記事を参考にNFTアートの出品・販売に挑戦してくださいね!
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NFT出品の事前準備
NFTアートを出品するには、以下3つの事前準備が必要です。
事前準備
- 仮想通貨取引所の口座開設
- MetaMaskでウォレットを作成
- OpenSeaでアカウント登録
事前準備(上記3つ)がすべて完了済みの方は、以下のボタンから先に進んでください。
仮想通貨取引所の口座開設
NFT取引はすべて、仮想通貨で行われます。
アート作品の出品・販売時の手数料も、作品の売却代金の受け取りも、すべて仮想通貨でやりとりします。
そのため、NFTアートの取引を始めるには、仮想通貨取引所の口座が必要です。
初心者なら、国内大手のコインチェックがおすすめです。
取り扱うコイン数が多く、スマホアプリが使いやすく便利だからです。
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参考①
参考②
コインチェックのサービス詳細は、
>>>コインチェックの評判(6つのメリットと3つのデメリット)を解説
コインチェック以外の取引所は、
>>>仮想通貨取引所の選び方(おすすめ12社をランキング形式で徹底比較)
で確認できます。
なおこのあとのNFT出品をスムーズに進めるには、口座開設後は1~3万円程度を入金してETH(イーサ/イーサリアム)を買っておきましょう。
作品の売却(購入オファーを承認)時などに、ガス代(GAS FEE)が必要だからです。
ガス代(GAS FEE)とは
ガス代とは、ネットワーク利用料です。
イーサリアムなどのブロックチェーンネットワークを使うときは、ネットワーク利用にかかる手数料として、ユーザーはガス代を支払う義務があります。
つまりガス代が用意できていないと、OpenSeaでの販売が完了できないのです!
ウォレットには、少し余裕をもった金額を入金しておくと安心です。
ガス代の残高不足トラブルを回避できます。

参考
ガス代については、以下で詳しく解説しています。
-
OpenSeaのガス代を徹底解説|NFTアートの出品は無料です
続きを見る
MetaMaskウォレット作成
MetaMask(メタマスク)とは、仮想通貨を管理するためのウォレット(財布)です。
ウォレットは、安全に仮想通貨を取引・管理をするための必携ツールです。
なかでもMetaMaskは、
MetaMaskの特徴
- 無料で使える
- 日本語、日本円に対応している
- OpenSeaと連携できる
というメリットがあるので、必ず持っておきたいです。
以下からインストールできます。
※公式サイトからインストールできます
参考
MetaMask(メタマスク)のインストール手順や使い方は、以下で解説しています。
-
メタマスクとは?|使い方と送金方法を解説【はじめての方むけ】
続きを見る
OpenSeaアカウント登録
続いて、今回NFTアートの出品・販売を行うOpenSea(オープン・シー)に登録します。
OpenSeaは、2017年2月にサービスを開始した、米国ニューヨークを拠点とした世界最大のNFTマーケットプレイス(NFTの取引が行われるサイト)です。
以下の手順で、アカウント登録できます。
※OpenSeaは海外サイトのため、基本は英語表記です。英語表記に抵抗感がある方は、参考記事:OpenSeaの英語を日本語化する方法に従い日本語に翻訳してご利用ください。
OpenSeaアカウント登録手順①:OpenSea公式サイトにアクセス
まずは公式サイトにアクセスします。
トップページ右上の人影マークにカーソルを合わせ、「Settings」をクリックします。
OpenSeaアカウント登録手順②:MetaMaskにサインイン
画面中央のキツネマーク「MetaMask」をクリックします。
右上に小ウィンドウが開くので、「接続」→「署名」の順にクリックします。
OpenSeaアカウント登録手順③:基本情報を入力
基本情報画面に移りますので、必要事項を入力します。
入力事項
- Username:名前
- Bio:人物紹介、挨拶文
- Email Address:メールアドレス
- Links:SNSやサイトのアドレス
Bioは「Biography」(経歴、人物紹介などの意味)の略語です。
「I'm ○○○. Nice to meet you!」など、かんたんな挨拶分を入力すればOKです。
Linksは、Twitter、Instagram、サイト(ブログなど)の3つの欄が設けられていますが、空欄のままでも大丈夫です。
すべて入力したら、ページ下段の「Save」をクリックします。
OpenSeaアカウント登録手順④:メールアドレス有効化
先ほど入力したメールアドレスに、メールが届きます。
中央にある「VERIFY MY EMAIL」をクリックします。
以下の画面が表示されます。
「Back to OpenSea」ボタンを押すと、サイトに戻れます。
これでOpenSeaのアカウント登録完了です。
お疲れ様でした!
以上で、事前準備は完了です。
※OpenSeaの登録〜利用の手順は、関連記事『OpenSeaの始め方・使い方』でも詳しく解説していますので参考にしてください。
-
OpenSeaの始め方・使い方(登録~出品・購入)【完全ガイド】
続きを見る
NFTを出品・販売する方法
ここから、NFTアート作品をOpenSeaで出品・販売する方法を解説します。
出品・販売の手順
- コレクションを作成
- アイテムを登録
- アイテムを出品
- オファーの承認
- ロイヤリティ支払いの確認
の5つの手順を、順番に詳しく解説します。
コレクションを作成
OpenSeaにアクセスして、右上のアカウントアイコンを選択後、「My Collections」をクリックします。

後ほど、このお店(My collection)にNFTアート作品という商品(item)を登録(Listing)して、品揃えを増やしていくことになります。
「Create a collection」をクリックします。
コレクションのイメージ情報を設定します。
設定するコレクション情報
- Logo image:コレクションのアイコン画像です
- Featured image:コレクションの一覧ページなどに表示されるアイキャッチ画像です
- Banner image:コレクションページ上部に表示されるバナー画像です
コレクションの基本情報を入力します。
入力するコレクション情報
- Name:コレクション名称です
- URL:自身のサイトなどを持っている場合はここにURLを設定しましょう
- Description:コレクションの詳細説明文です
- Category:アイテムの出品カテゴリーです
- Links:SNSアカウントなどを持っている場合はこちらに設定しましょう

芸術系の作品を扱う方は「Art」、シリーズものを販売する場合は「Collectibles」がおすすめです。
取引に関する設定をします。
設定する取引情報
- Royalties:作品の二次販売時に作者に還元されるロイヤリティを設定できます(0%から最大10%まで設定可能)
- Blockchain:NFT取引に利用するブロックチェーンの種類を選択します
- Payment tokens:アイテムの売買に使用する仮想通貨を選択します(特にこだわりがなければ、ETHとWETHで問題ありません)
Blockchainは2022年3月現在、Ethereum(イーサリアム)とPolygon(ポリゴン)の2種類から選択可能です。
このとき、Blockchain(ブロックチェーン)とは、お店(コレクション)が立ち並ぶ「土地」だと理解しましょう。
参考:イーサリアムとポリゴンの違い
イーサリアムのブロックチェーンネットワーク(土地)にいる人は、ポリゴンの土地にあるお店の商品を買うことはできません。
イーサリアムで扱う商品が欲しければイーサリアムの土地へ、ポリゴンで扱う商品が欲しければポリゴンの土地へ行かなければならないのです。
イーサリアムの特徴は、ユーザー数も取り扱う商品数も多く、市場規模が圧倒的に大きいことです。
そのため売買成立しやすいメリットがありますが、反面、ガス代は高いです。
一方でポリゴンは、ガス代が安いのが特徴です。
「お試し感覚」でやってみたい方は、費用が少額で済むポリゴンがおすすめです。
ただしこれはマイナーな方法であり、ユーザー数が少いため取引成立しにくいというマイナス面があることは理解しておきましょう。
また、ポリゴンは使用するための事前準備がやや煩雑なのも、デメリットのひとつです。
イーサリアムとポリゴンのどちらにするかは、目的や用途にあわせて慎重に選びましょう。
特にこだわりがなく、面倒なことがイヤな初心者の方は、とりあえずイーサリアムを選んでおくのが無難です。

ここでは一旦、無難なイーサリアムを選択しておいて良いでしょう。
参考
ポリゴンは、仮想通貨ウォレットに接続することで利用できるようになります。
ポリゴンとウォレットとの接続方法は、関連記事『メタマスクをポリゴンに接続する方法(初心者むけに解説)』で解説していますので参考にしてください。
コレクションの表示方法を設定します。
好きなものを選んで構いません。
出品作品が過激な内容の方のみ、「Explicit & sensitive content」をオンにします。
普通のイラストを投稿するだけなら、オフのままでOKです。
さいごに「Create」をクリックして、コレクションの新規作成は完了です。
アイテムを登録
OpenSeaトップページの右上にある「Create」をクリックします。
下記赤枠のエリアに、出品したい作品のファイルをドラック&ドロップします。
注意ポイント
一度出品登録(Listing)したアイテムは、出品取り下げ(Cancel listing)をする際にもガス代の支払いが発生します。
誤ったアイテムを登録しないよう、注意しましょう。
アイテム情報を入力します。
入力するアイテム情報
- Name:アイテムの名称です
- External Link:自身のHPなどを持っている場合はここにURLを設定します
- Description:アイテムの詳細説明文です
- Collection:アイテムを登録するコレクションを選択します
このあと、付加情報を追加します。(任意)
たとえば「Properties」の項目では、アイテムページに表示する追加の詳細情報を登録できます。
「GENDER(性別)」や「AGE(年齢)」などが設定できるので、キャラクターアイテムを登録する際には活用すると良いでしょう。

ここで詳細な項目設定があれば、購入希望者は項目(タグ情報)を使ってフィルタリング抽出して、欲しいアイテムを探しやすくなります。
取引情報を設定します。
出品アイテムが過激なものに該当する場合は、「Explicit & sensitive content」にチェックを入れます。
「Supply」では、販売可能なNFTの上限数を設定できます。
※2022年3月現在は、1つ限定での販売のみ対応しています。(「1」から変更不可です)
※将来的には2つ以上の販売に対応するアップデートを予定しています。
「Blockchain」では、アイテムの販売に利用するブロックチェーンの種類を選択できます。
現状では、Ethereum(イーサリアム)とPolygon(ポリゴン)から選択できます。

参考
「Freeze metadata」については、設定しない場合はOpenSeaのサーバーに画像がアップされ、設定する場合は分散型のサーバーに画像がアップされます。
仮にOpenSeaがつぶれた場合、 OpenSeaのサーバーにアップされている画像データは消えてなくなります。
反対にFreeze metadataなら、画像データは永久的に編集・削除ができなくなり、永遠にデータは残り続けます。
ただしFreeze metadataにするには別途ガス代がかかるので、本当に大事に残したいコレクションのみ設定すると良いでしょう。
すべて入力したら「Create」ボタンをクリックして、アイテム登録は完了です。
アイテムを出品
登録したNFTアイテムページの右上にある、「売る」をクリックします。
出品方法の設定ページが開きます。
まず「Type」で出品方法を選択します。
出品方法は、以下の2種類から選べます。
- Fixed Price:固定価格出品
- Timed Auction:オークション出品
固定価格出品とは
NFT作品を価格を固定して販売する方法です。
ほとんどの方がこちら出品方法を選んでおり、もっとも一般的なNFTの販売方法となっています。
基本は出品価格での落札を目標としますが、購入者側は出品価格以下でも価格交渉(オファー)をかけることができます。
出品者はオファーを受けるかどうか(承認 or 却下)を選択できます。
オークション出品とは
こちらはオークション形式での出品になります。
オークションの形式は、「イングリッシュオークション(価格釣り上げ式)」「ダッチオークション(価格下降式)」から選択できます。
どちらもオークション期間の設定が必須です。
イングリッシュオークションの場合は開始価格・リザーブ価格(※)の設定、ダッチオークションの場合は開始価格・終了価格の設定が必要です。
(※)...最低落札価格のことです。OpenSeaでは入札価格がリザーブ価格を下回る場合、その入札を受ける義務はありません。
このあとは、
3つの出品方法
- 固定価格出品
- イングリッシュオークション形式
- ダッチオークション形式
それぞれについて、設定手順を解説します。
出品方法①:固定価格出品の場合
固定価格出品の場合は、以下の画面で各種項目を設定します。
設定項目
- Price:出品価格(トークンの種類、金額)を設定します
- Schedule listing:販売期間を設定します
- Sell as a bundle:複数のアイテムをバンドル販売(まとめ売り)する場合、バンドル名称、バンドルの概要説明を入力します
- Reserve for specific buyer:購入者を指定して特定の相手のみに販売したい場合はこちらを設定します(販売相手の宛先を入力しましょう)
全ての設定項目を入力したら、「Complete listing」のボタンをクリックします。
出品方法②:イングリッシュオークション形式の場合
イングリッシュオークションとは
イングリッシュオークションは、価格釣り上げ型のオークション方式です。
通常、オークションと聞いて連想するのはこちらの方式です。
購入希望者からのオファーを募り、最終的に最も高い金額を提示した購入希望者にアイテムを売却します。
「Method」から、オークションの形式を選択します。
選択できるオークション形式
- Sell to highest bidder:イングリッシュオークション形式(価格釣り上げ式)
- Sell with declining price:ダッチオークション形式(価格下降式)
「Sell to highest bidder」(イングリッシュオークション形式)を選択したら、販売条件を設定します。
設定する販売条件
- Starting price:開始価格を設定します(購入者にも表示される最低出品価格になります)
- Duration:オークション期間を設定します
- Include reserve price:リザーブ価格を設定します(購入者には公開されない、出品者側の最低出品価格になります)
全ての設定項目を入力したら、「Complete listing」のボタンをクリックします。
出品方法③:ダッチオークション形式の場合
ダッチオークションとは
価格下降型のオークション方式です。
イングリッシュオークションとは逆の、価格が順番に下がっていく方式のオークションです。
販売者ははじめに設定したオークション価格を段階的に下げていき、最初にオファーをおこなった販売希望者にアイテムを売却します。
「Method」から、オークションの形式を選択します。
「Sell with declining price」(ダッチオークション形式)を選択したら、販売条件を設定します。
設定する販売条件
- Starting price:開始価格を設定します(オークション開始時の最高額になります)
- Duration:オークション期間を設定します
- Ending price:終了価格を設定します(ここで設定した金額が、オークションの最低価格になります)
全ての設定項目を入力したら、「Complete listing」のボタンをクリックします。
これで無事に出品完了です!!!
お疲れさまでした!
オファーの承認
出品が完了したら、購入者からのオファーを待ちます。
オファーが来たら内容を確認し、承認するかを決めましょう。
オファーを承認する場合には、オファー欄にある「Accept」ボタンをクリックします。
OpenSea利用手数料(2.5%)とロイヤリティ(任意設定)が差し引かれた、最終的な売上(Tatal Earnings)が表示されます。
金額を確認して、問題なければ「Accept」ボタンをクリックします。
ロイヤリティは、販売後にいったんOpenSea側が預かり、2~4週間後にあなたのアカウントのウォレットに着金します。
MetaMaskが別ウィンドウで開くので、オファー承認にかかるガス代を支払います。
ガス代の価格を確認後、「確認」ボタンをクリックします。
以上で、購入オファーの承認は完了し、無事にNFT作品は売却できました。
ロイヤリティ支払いの確認
あなたは一度NFTを出品・販売(=一次販売)すると、その後転売(=二次販売)されるたびに、あなたにロイヤリティが入ります。
前述のとおり、ロイヤリティの着金には通常2~4週間かかります。
以下の方法を覚えておけば、ロイヤリティの支払状況をこまめに確認できます。
出品したアイテムが含まれるコレクションページを開き、右上の「Royalties」ボタンをクリックします。
保留中、および完了したロイヤリティの支払状況の一覧が表示されます。
ロイヤリティの支払いは、毎月1回にまとめて行われます。
最低金額の60ドル以上になったら、支払いを受けられます。
以上、NFTアート作品を出品(販売)する手順の解説です。
NFTに関するよくある質問
ここからはNFTアート作品の出品に関するよくある質問にお答えします。
NFT取引を始める前に、ここでしっかり不安や疑問を解消しましょう。
出品・販売の手数料は?
NFTアート作品の出品と販売には、手数料などの費用がかかります。
イーサリアムを使う場合、出品と販売にかかる費用は以下です。
NFT出品・販売でかかる費用
【出品時】
- 出品手数料(無料)
【販売時】
- 販売手数料(有料)
- オファー承認のガス代(有料) ※必要な場合のみ
※上記はイーサリアムを使用した場合です
OpenSeaではNFT作品を無料で出品できます。
しかし出品した作品が無事に売れたとき(販売時)には、OpenSeaへ販売手数料を2.5%支払います。
この手数料は販売代金から差し引かれ、差し引き後の金額がウォレットに入金されます。
また販売方法によっては、ガス代(ネットワーク利用料)がかかります。
「○ETHで売ります」という固定価格販売の場合ならガス代不要ですが、「○ETHで買いたいです」というオファーを受け、それを承認する場合にはガス代が必要になります。
購入オファーの承認手続きにもガス代の支払いが必要なことみ見据え、出品する際にはあらかじめ手数料分を含めて多めにウォレットに入金しておくと良いです。
どんなものが出品できる?
デジタルデータならば、どんなものでも出品できます。
たとえば、
NFTとして出品できるもの
- イラスト
- 写真
- 動画
- 音楽
- SNS投稿
- ゲームで使うアイテム
- メタバース(仮想空間)内の土地
など、挙げれば切りがありません。
SNS投稿の事例だと、以下が有名でしょう。
ツイッター創業者のジャック・ドーシーCEOの、最初の投稿(Twitterのツイート投稿画面)です。
日本円にして約3億円で落札され、大変話題になりました。
写真では、海外で面白い事例があります。
インドネシアの大学生Sultan Gustaf Al Ghozali(ゴザリ)さんが18歳から22歳までの5年間、毎日PCの前で撮り溜めた自撮り写真をNFTアートしてOpenSeaに出品しました。
ひとつ3ドルからのスタートでしたが、1,000枚ほどの写真は半数近くが売れ、どんどん値が釣り上がった結果合計100万ドル(約1億1400万円)の値を付けました。
参考記事:『インドネシアの大学生、5年分の自撮りNFTアートが1億円に』(Yahoo!Japanニュース)
Uploading my photo into nft lolhttps://t.co/E3Q4sBmN26#NFT #opensea pic.twitter.com/rD51rdcpzp
— Ghozali (@Ghozali_Ghozalu) January 10, 2022
このように、有名人やプロのクリエイターでなくても、稼げるチャンスがあるのがNFTの世界なのです。
イラスト作品の制作なら、スマホ1台あればできます。
無料で使える初心者むけアプリ・ソフトは、以下で紹介しています。
-
NFTアートの作り方|おすすめスマホアプリ・ソフト5選【2023年最新】
続きを見る
また最近は、「Play to Earn」(ゲームで遊んで稼ぐ)という言葉が生まれるほど、NFTゲームやメタバース領域でのマネタイズ手法が確立されてきています。
NFTゲームについては、以下で詳しく解説しています。
-
NFTゲーム(ブロックチェーンゲーム)で稼ぐ方法|おすすめ最新ゲーム10選を紹介
続きを見る
メタバース(仮想空間)については、以下を参考にしてください。
-
メタバースのやり方・始め方|はじめての方むけに徹底解説
続きを見る
あなたが興味あるものから、トライしてみましょう。
データの形式やサイズに制限はある?
出品できるデータの対応フォーマットは、以下のように定められています。
出品できるデータ
- イラスト:JPG, PNG, GIF, SVG
- 動画:MP4, WEBM
- 音楽:MP3, WAV, OGG
- 3Dモデル:GLB, GLTF
※最大ファイルサイズ:40MB

出品作品を制作する際には、ファイル形式とファイルサイズに注意しておきましょう。
何でも高く売れる?
いいえ。
むしろ、高い値段で売れないものがほとんどです。
OpenSeaの作品ページを眺めてみるとわかります。
非常に高値で取引されニュースになる作品がある一方で、非常に安値で販売され、それでも買い手がつかない作品が多数リストされています。
まったく値が付かないような作品も溢れ、良いものと悪いものが玉石混交になっているのが現在のNFT市場なのです。
現在のNFT市場は「供給過多」の状況です。
トレンドに乗って多くのクリエイターが参入し、作品の「供給」は増え続けています。
反面、購入する人たちはまだ少数のため、「需要」は小さいままです。
結果的に「供給>需要」となり、市場全体としては高値では売りにくい(希少価値を出にくい)市場環境となっています。
NFT市場で作品を出品して販売するとき、とても競合が多いことを覚悟しましょう。
ただ作品を出品するだけでは、高くは売れません。
他の作品との差別化をして、高く売る工夫が不可欠です。
参考
高く売るコツは?
マーケティングに力を入れることです。
NFT自体は、ただのデジタルデータに過ぎません。
そのためNFTデータそのものは、無価値といっても良いでしょう。
そこに付加価値を付け、その価値を正しく伝えるのがマーケティングの役割です。
たとえば、付加価値を付けるには、
- 世界で限定〇枚しかない
- これがないと特定のコミュニティに参加できない
- あの有名人が同じコレクション作品を持っている
- タレントの○○さんが所有していた履歴がある
といった「限定」や「権利」、「プレミアム感」、「ストーリー性」などの要素が大切です。
またより多くの人にその価値を伝えるため、情報を拡散して認知を高める努力も必要です。
ひとつ成功事例をあげると、インフルエンサーのイケハヤさんが手掛ける「CryptoNinja NFT」です。
このシリーズ作品のひとつは、一時期、GENERATIONS from EXILE TRIBEメンバーである関口メンディーさんが保有していました。
ついに!!!CryptoNinjaが僕のところに!
嬉シンディー!!
ワクワクが止まらない!Check out this account on OpenSea https://t.co/mRjXuNz1ho @openseaより
— 関口 メンディー (@mandy_s_mandy) September 30, 2021
もともと枚数を絞り限定感を高め、そこに著名人による購入という話題性・ストーリーも加わり、一気に人気が高まりました。
TwitterやVoicyなどでのイケハヤさんの情報発信力の高さも、早期のブランディングに一役買っているでしょう。
NFTで稼ぎたいなら、しっかりマーケティングに力を入れましょう。
参考
Twitterでの情報発信力を高めたい方は、以下の記事も参考にしてください。
-
個人のTwitter運用|フォロワーを増やすコツと仕組み
続きを見る
何から勉強すればよい?
まず大前提として、NFTの基礎知識は身に付けましょう。
NFTの仕組みや代表作品は、以下の記事で学べます。
-
NFTの始め方|仕組み・将来性・具体例をわかりやすく解説
続きを見る
また、NFTを使った稼ぎ方は、以下の記事で解説しています。
お金を稼ぐ目的でNFTを勉強するなら、こちらからお読みください。
-
【決定版】NFTの稼ぎ方|投資・創作・ゲーム・メディアで稼ぐ仕組みとコツを徹底解説
続きを見る
参考
当サイトの記事以外にも、書籍で学びたい方もいるでしょう。
そんな方は以下の方法がおすすめです。
30日間無料でNFTを勉強できるワザを紹介しています。
-
30日間無料で仮想通貨・NFTを勉強する方法|おすすめ本も紹介
続きを見る
遅すぎない?
いいえ、まったく遅くありません。
むしろ早すぎるくらいです。
いま世界中で話題沸騰のNFTですが、日本国内ではまだまだ認知率も普及率も、きわめて低いです。
データを見てみましょう。
2021年9月の調査によると、日本人の90%がNFTを知りません。
他国と比べてもNFTの認知率の低さは際立ち、調査対象国の中でダントツの最下位です。
(画像引用元:Finbold)
また普及率でも、最下位です。
(画像引用元:Finbold)
普及率は、NFTを認知している人の中に占めるNFTを所有している人の割合です。
つまり日本でNFTを所有しているのは、日本国民全体のたった0.22%(約450人に1人)だけなのです。
日本国内では、NFTを知っているだけで上位10%、NFTを1つでも持っていれば上位0.22%に入っているということです!
いまから始めて経験や知見を蓄積できれば、大きな先行者優位を獲得できます。
少しでも興味があるなら、なるべく早く始めた方がメリットが大きいです。
NFTを始める第一歩は仮想通貨口座登録です。
国内大手のコインチェックで無料登録をして、NFTの世界に飛び込みましょう。
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あわせて読みたい(OpenSeaでNFTを買う方法)
-
NFTの買い方|OpenSeaでのNFT購入方法を3ステップで解説
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