というお悩みを解決します。
わたしは、NFTクリエイターであり、またNFT投資家 兼 コレクターとして活動しています。
この記事では、NFT初心者によくある質問を回答とあわせて紹介します。
わたしは2022年夏頃からこの記事を書いている2023年9月までの約1年間、「Yahoo!知恵袋」でNFT関連の質問に回答し続けてきました。
その回答総数は「200」です。
【Yahoo!知恵袋での筆者プロフィールページ】
【Yahoo!知恵袋での筆者の回答実績】
今回はこの経験をもとに、もっともよくある質問を3つ厳選して、ランキング形式で紹介していきます。
NFT初心者の疑問や不安を解消できる内容になっています。
これからNFTをはじめたい方は、ぜひ参考にしてくださいね!
NFTのはじめ方
NFT初心者によくある質問ベスト3
さっそくランキングの発表です!
NFT初心者からよくある質問は、以下の3つです。
よくある質問ベスト3
- 1位:これって詐欺ですか?
- 2位:はじめ方を教えて!
- 3位:買ってどうするの?
このあと順番に解説していきますね!
1位:これって詐欺ですか?
質問数が圧倒的におおく、ダントツ1位の質問は「これって詐欺ですか?」です。
たとえば、以下のようなものです。
【Yahoo!知恵袋での質問事例】
(出典:Yahoo!知恵袋)
インスタなどのSNSにイラスト画像やアート作品を掲載したところ、見知らぬ人(おもに海外の人)から高額での買い取り話をもちかけられるというケースです。
結論これは、ほぼ100%の確率で詐欺です。
DM(ダイレクトメッセージ)等で直接交渉をはじめたあと、トラブル発生や手数料名目で代金の支払いを求められるのです。
もともと作品を売却してお金をもらう予定だったのに、逆にお金を支払う立場になってしまい、「どうしてこうなるの???」という状況に陥ってしまうおそれがあるものです。
SNSのDMをつかった詐欺行為は、NFT詐欺のもっとも典型的で代表的な手法です。
NFT取引をはじめるときは、かならず有名で信頼のおける販売サイトを利用することを強くおすすめします。
世界中でもっとも有名でよく利用されているNFT販売サイトは「OpenSea」(オープン・シー)です。
OpenSeaでNFTを出品・販売する手順は、関連記事『OpenSeaの始め方・使い方(登録~出品・購入)【完全ガイド】』を参考にしてください。
はじめての方でも、意外なほどかんたんにNFTアート作品を販売できます。
なお、NFTの世界ではいま、SNS経由以外にもさまざまな詐欺や悪質な行為が横行しています。
NFTは、だれでもはじめられる「ハードルの低さ」というメリットがある一方、各所に危険が潜むデメリットもあるのです。
これからNFTをはじめる方は、以下『NFT詐欺対策6選』をお読みいただき、自分の身を守る知識をしっかり身につけておくことをおすすめします。
NFT詐欺対策6選|代表的な詐欺の手口と対策方法を紹介
続きを見る
2位:はじめ方を教えて!
続いておおい質問は、「はじめ方を教えて!」というお願いです。
たとえば、以下のような質問が、本当によく寄せられるのです。
【Yahoo!知恵袋での質問事例①】
(出典:Yahoo!知恵袋)
【Yahoo!知恵袋での質問事例②】
(出典:Yahoo!知恵袋)
【Yahoo!知恵袋での質問事例③】
(出典:Yahoo!知恵袋)
実際、NFTをはじめるのは、意外なほどかんたんなものです。
しかし、取引に「暗号資産(仮想通貨)」をつかうことや、「デジタルウォレット」のように従来なじみがない専門用語が登場することへの抵抗感から、なんとなく「難しそう...」というイメージをもつ方もおおいようです。
また一部の個人ブログサイトなどでは、誤った手順が解説されていることも、NFT初心者に混乱や不安を生じさせる要因のひとつでしょう。
NFTは、以下の手順ではじめられます。
NFTのはじめ方
- 仮想通貨口座を開設
- ウォレット作成
- OpenSeaに登録
上記は、なかでもっとも有名なOpenSeaをつかう場合です。
仮想通貨口座の開設も、ウォレット作成も、そしてOpenSea登録も、すべて無料で可能です。
だれでもかんたんにNFT取引をする準備はできるのです。
これからNFTをはじめたい方は、以下『OpenSeaの始め方・使い方(登録~出品・購入)【完全ガイド】』を参考にしてください。
OpenSeaの始め方・使い方(登録~出品・購入)【完全ガイド】
続きを見る
また以下のように、NFTをはじめるときのツールに関する質問もあります。
【Yahoo!知恵袋での質問事例】
(出典:Yahoo!知恵袋)
結論、スマホだけで十分です!
スマホ1台あればNFTの作品制作から出品・販売、購入まですべて完結します。
パソコンやiPadをお持ちでない方でもご安心ください。
スマホだけでNFTをはじめる手順は、『スマホだけでNFTを始める方法|実際のスマホ画面を使って手順を解説!』で解説しています。
参考にしてください。
スマホだけでNFTを始める方法|実際のスマホ画面を使って手順を解説!
続きを見る
参考
おもなNFTの専門用語は、関連記事『【NFT専門用語集】NFT初心者むけにわかりやすく解説』で解説しています。
こちらもお役立てください。
3位:買ってどうするの?
さいごの第3位は、「買ってどうするの?」です。
つまり「買ったあと、何につかえるの?」だったり、「そもそも、何のために買うの???」という使途・用途に関する疑問です。
これは、NFTの勉強をはじめたばかりの人なら全員がもつであろう疑問なのでしょう。
以下のような質問は、多数の方から寄せられます。
【Yahoo!知恵袋での質問事例】
(出典:Yahoo!知恵袋)
この質問に対しては、わたし自身、都度異なる回答をしてきました。
なぜなら、NFTの進化はとても早いため、どんどんユースケース(利用方法や事例)が広がっているからです。
参考までに、この記事を書いている2023年9月時点でのNFTのおもな使い道は、以下のとおりです。
NFTのおもな使い道
- SNSのアイコンにする
- メタバースのアイコンにする
- コミュニティの「入場券」を得る
- イベントのチケットになる
- 学歴の証明書にする
- 寄附・支援の証明をする
- お金を借りる担保にする
- 資金調達に利用する
- テクノロジー学習のきっかけにする
- 投資(転売)して稼ぐ
それぞれの使い道の詳細は、以下『NFTアートは買ってどうする?の疑問を解決|NFTの使い道10選』で解説しています。
NFTアートは買ってどうする?|NFTの楽しみ方・使い道10選
続きを見る
NFTは日々進化をとげています。
NFTの使い道は、今後もっともっと広がり、わたしたちの生活に浸透していくことでしょう。
【番外編】その他のよくある質問
ここまで紹介したランキング1~3位以外にも、NFT初心者から寄せられる質問には共通点がおおくあります。
ここからは、ランキングからもれた質問(4位以下の質問)のなかから、よくある質問を一部ご紹介します。
NFT初心者の方は、ぜひこちらも参考にしてみてくださいね。
NFTは稼げるの?
これはNFTに関心のある人全員がもつ疑問かもしれません。
以下のような質問です。
【Yahoo!知恵袋での質問事例】
(出典:Yahoo!知恵袋)
回答します。
NFTで稼ぐ方法は、おもに以下の4つあります。
NFTで稼ぐ方法
- 投資(転売)
- 制作・販売
- ゲーム
- メディア運営(ブログなど)
NFTで稼げるのは、アートやイラスト作品をつくれるクリエイターだけではありません。
その周辺領域には、稼げるチャンスがおおくあるのがNFT分野の特徴なのです。
NFTで稼ぐ方法は、以下『NFTの稼ぎ方4選|投資・販売・ゲーム・ブログで稼ぐ方法を徹底解説』でくわしく解説しているので参考にしてください。
NFTの稼ぎ方4選|投資・販売・ゲーム・ブログで稼ぐ方法を徹底解説
続きを見る
ガス代について、くわしく教えて!
こちらもまた、よくある質問です。
ブロックチェーンネットワークの利用料に相当する「ガス代」は、暗号資産(仮想通貨)やNFTに特有の、一種の専門用語です。
そのためNFT初心者にとっては、
だったり、
といった疑問が尽きません。
たとえば以下のような質問が、Yahoo!知恵袋には寄せられます。
【Yahoo!知恵袋での質問事例①】
(出典:Yahoo!知恵袋)
【Yahoo!知恵袋での質問事例②】
(出典:Yahoo!知恵袋)
これらの質問に対する回答は、
- 販売時は、ガス代は不要(0円)
- 購入時は、ガス代が必要 ※固定価格販売の場合
となります。
このガス代のしくみは、一度しっかり理解しておくと後々便利です。
これからNFTをはじめる方は、以下『OpenSeaのガス代を徹底解説』で基本的なしくみを学んでおきましょう。
OpenSeaのガス代を徹底解説|いつ・どんなときに必要?の疑問を解消します
続きを見る
AIがつくったイラストを、自分のNFT作品として売っていい?
生成AI(人工知能)技術の進歩がめざましい昨今では、以下のような質問もたびたび寄せられます。
【Yahoo!知恵袋での質問事例】
(出典:Yahoo!知恵袋)
AIによる画像生成ツールをつかえば、自ら絵を描けるクリエイターでなくともデジタルアートを創作できます。
そうやって創作したデジタルアートを販売しても問題ないか?という点に不安や懸念をおぼえる方がおおいのです。
この質問への回答は、「利用するAIツールの規約等のルールによります」です。
創作物の商用利用を一切NGとしているAIツールもあります。
一方、「Midjourney」のように有料課金プランに入っていれば商用利用OKというケースもあります。
【Midjourney作品事例】
(出典:知財図鑑)
AIツールをつかってアート作品をつくりNFTとして販売してみたい方は、「Midjourney」のように商用利用可能なツールをつかいましょう。
「Midjourney」をつかったNFTの制作・販売手順は『Midjourneyの画像をNFTで販売する方法』でくわしく解説しています。参考にしてください。
Midjourneyの画像をNFTで販売する方法|商用利用の注意点も解説!
続きを見る
どうやって勉強すればよい?
こちらも、けっこうおおいです。
だれかくわしい人からアドバイスがほしい。
というお悩みです。
実際に、以下のような質問がきます。
【Yahoo!知恵袋での質問事例】
(出典:Yahoo!知恵袋)
こんな方々に対してはわたしは、まず無料で読める本をおすすめしています。
無料本でも十分に、NFTの基礎知識を身につけ、全体像を理解することは可能です。
もっと深く学びたくなったら、そのときはじめて有料の本やセミナーなどを活用すればよいでしょう。
無料本とは、Amazonの電子書籍読み放題サービス「キンドル・アンリミテッド」や、プロのナレーターが本を全文朗読してくれる「オーディブル」のことです。
【キンドル・アンリミテッド】
(出典:公式サイト)
【オーディブル】
(出典:公式サイト)
ともに、はじめての利用なら30日間無料お試しができて、いつでも解約できます。
お試し期間中に解約すれば、一切お金をかけず「完全無料」で何冊もの本が読めるので、とってもお得です。
おすすめ本は以下『30日間無料で仮想通貨・NFTを勉強する方法|おすすめ本も紹介』でご案内していますので参考にしてください。
30日間無料で仮想通貨・NFTを勉強する方法|おすすめ本も紹介
続きを見る
さいごに(NFTのはじめ方)
NFTを効率よく学びたい方にとって、最良の方法は「実際にはじめてみること」です。
実際に経験しながら覚えるのが、もっとも学習効率が高く、成長につながるものです。
以下のとおり、NFTをはじめる準備はすべて無料でできます。
NFTのはじめ方
- 仮想通貨口座を開設(無料)
- ウォレットを作成(無料)
- OpenSeaに登録(無料)
経済的な面で「はじめるハードルが低い」のが、NFTの魅力のひとつなのです。
いま少しでもNFTに興味があるのなら、ぜひこの機会にはじめてみましょう!
以下の手順に従って作業するだけで、いますぐNFTをはじめることができます。
手順①:仮想通貨口座を開設
仮想通貨取引所とは、日本円を仮想通貨に交換する「両替所」です。
NFT取引(売買)には仮想通貨を使用するため、NFTをはじめる際はまず日本円を仮想通貨に「両替」する必要があるのです。
仮想通貨取引所は、日本国内だけでもたくさんあります。
なかでもコインチェックは、国内最大手で国内ビットコイン取引アプリダウンロード数 4年連続No.1です。
おおくの投資家に愛用されており、初心者の方にはもっともおすすめです。
運営企業は金融大手のマネックスグループの一員でもあり、セキュリティ体制万全なのもうれしいポイントです。
無料&最短5分程度で登録(口座開設)できます。
※詳細はコインチェック公式サイトで確認できます
参考
コインチェックの口座開設手順は、以下で解説しています。
【無料】コインチェックで口座開設する手順(かんたん4ステップ)
続きを見る
また口座開設後は、NFT購入に必要な仮想通貨「ETH」(イーサ/イーサリアム)を入手しておきましょう。
コインチェックでのイーサの入手方法は、『コインチェックのスマホアプリで仮想通貨ETH(イーサ)を買う方法』で解説しているので参考にしてください。
はじめての方は、そのままマネすればOKです。
手順②:ウォレットを作成
ウォレットとは、あなたの仮想通貨を保管・保全するために必須のツールです。
ウォレットはスマホやPC上で利用できる、デジタルな「お財布」であり、先ほど入手した仮想通貨「ETH」やNFTといった資産を管理するものです。
なかでも「Metamask」(メタマスク)は、NFT取引にもっとも利用される仮想通貨「ETH」の公式ウォレットです。
かならずインストールしておきましょう。
※無料でインストールできます
メタマスクのインストール方法と使い方は、以下『メタマスクとは?|使い方と送金方法を解説【はじめての方むけ】』を参考にして下さい。
メタマスクとは?|使い方と送金方法を解説【はじめての方むけ】
続きを見る
また、コインチェックで入手した仮想通貨「ETH」をメタマスクに送金する手順は、以下『コインチェックのスマホアプリでメタマスクに仮想通貨ETHを送金する方法』で解説しています。
コインチェックのスマホアプリでメタマスクに仮想通貨ETHを送金する方法
続きを見る
参考にしてください。
手順③:OpenSeaに登録
「OpenSea」(オープンシー)は、世界最大のNFTマーケットプレイスです。
NFT取引をするなら、まず最初に使うべきサイトといえるでしょう。
メールアドレスだけあれば、だれでも無料で登録できます。
※無料で登録できます
参考
OpenSeaでのNFT取引の始め方は、以下で画像付き解説しています。
買い方(購入の手順)はこちら
NFTの買い方|OpenSea(オープンシー)でのNFT購入方法を解説
続きを見る
売り方(出品の手順)はこちら
OpenSeaでNFTアートを出品・販売する方法|初心者でもかんたん!
続きを見る
参考
OpenSeaの使い方は、以下『OpenSeaの始め方・使い方(登録~出品・購入)【完全ガイド】』でもくわしく解説しています。
これからはじめてOpenSeaを利用する方は、ぜひご活用ください。
OpenSeaの始め方・使い方(登録~出品・購入)【完全ガイド】
続きを見る
以上の3つの手順で、はじめての方でも安心してNFTをはじめられます。
NFTに興味がある方は、ぜひトライしてみてくださいね!
きっと新しい世界が待っています。
今回は以上です。
この記事が、あなたがNFTをはじめるきっかけになればうれしいです。
NFTをはじめるには仮想通貨口座が必要です。
まだの方は早めにつくっておきましょう。
※国内大手コインチェックでは無料で口座開設できます
※最短5分で登録申請できます
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