初心者むけにイチからやり方・始め方を教えて!
お金を稼ぐためのコツや必要な手順も教えて!
というお悩みを解決します。
「メタバース」(Metaverse)は、米国のプラットフォーム各社の決算発表等で言及された2021年7月ころから注目を集めはじめました。
(参照元:Googleトレンド)
そしてFacebook(フェイスブック)がMetaへの社名変更を発表した2021年10月には、さらに注目が高まりました。
(画像引用元:Tech Crunch Japan)
そこでこの記事では、いま大注目のメタバースの始め方からおすすめのサービスまで、初心者むけにやさしく解説します。
本記事でお伝えする内容
- メタバースのやり方・始め方
- おすすめのサービス
- よくある質問
メタバース完全初心者むけに、専門用語をなるべく使わず丁寧に解説した「初心者むけ完全ガイド」になっています。
いまはメタバースに関する知識や理解がゼロの方でも、安心してお読みいただけるはずです!
この記事を読めば、さっそく今日からメタバースを体験できます。
無料で始められるので、ぜひ気軽にトライして、メタバースという新しい世界に飛び込んでみましょう!
スマホ1台あればお試し体験できるので、ぜひやってみてくださいね!
※上記リンクをタップして、該当箇所にジャンプできます
メタバースのやり方・始め方
メタバースの始め方は、とてもかんたんです。
以下の4つの手順(ステップ)だけでOKです。
メタバースを始める手順
- 仮想通貨口座を開設
- ウォレットに送金
- サービスを選定
- 通貨を購入
このあと、順番に詳しく解説します。
手順①:仮想通貨口座開設
まずは仮想通貨口座を開設します。
無料で遊ぶだけが目的なら、口座開設は不要です。
しかし口座開設しておけば、メタバースを通じてキャラクターやアイテム・土地などを取引して、お金を稼ぐことができます。
遊びながら稼ぐチャンスも得られます。
口座開設は無料&5分程度で出来るので、作っておいて損はありませんね。
初めて仮想通貨口座を開設するなら、国内最大手のコインチェックがおすすめです。
コインチェックは、
コインチェックを利用するメリット
- スマホアプリが使いやすい
- 取扱通貨数が豊富(国内最大級)
- 各種手数料が安い
などが特徴で、仮想通貨初心者にもっともおすすめできる取引所です。
たくさんのユーザーに支持されていることは、「国内ビットコイン取引アプリダウンロード数 3年連続No.1」という実績が証明しています。
※詳しくはリリース情報『Coincheckアプリ、ダウンロード数3年連続「国内No.1」を獲得』(PR TIMES)で確認できます。
※コインチェック人気の理由は、関連記事『初心者にコインチェックをおすすめする理由』でも詳しく解説しています。
またコインチェックはサイト内に「コインチェックNFT」というサービスがあり、後ほど紹介する人気メタバースサービス(ゲーム)の「The Sandbox」のNFTを取り扱っています。
※上記リンクをクリックすると該当箇所にジャンプできます。
そのためメタバースやNFTを楽しみたい方には、手間が省けて便利です。
メタバースを、手間をかけずに存分に楽しむコツだとも言えますね。
無料&最短5分程度で登録できます。
※口座開設は完全無料です
※コインチェック公式サイトより口座開設できます
口座開設の手順は、以下の記事を参考にしてください。
【無料】コインチェックで口座開設する手順(かんたん4ステップ)
続きを見る
※コインチェックについてもっと詳しく知りたい方は、関連記事『コインチェックの評判・特徴(メリットとデメリット)』をお読みください。
手順②:ウォレットに送金
つぎに仮想通貨ウォレットを作って、そこに仮想通貨を送金します。
ウォレットとは、仮想通貨取引で使う財布のようなものです。
自分の保有している仮想通貨を管理・送金・受け取りをするためには、ウォレットが必要となります。
ウォレットには様々な種類がありますが、基本的にはメタマスク(MetaMask)をインストールして使用するのがおすすめです。
メタマスクでは、イーサリアム(イーサ)や、イーサリアム上のブロックチェーン上のトークンが使用できます。
メタバース内でNFT取引をする時にもっともよく使われるトークン(仮想通貨/コイン)は、イーサリアム(イーサ)です。
メタバースを楽しみたいなら、ウォレットはメタマスクを選ぶのが最適です。
知らない単語が出てきて、なんとなく怖い...。
という方も、心配ご無用です。
メタマスクの基礎情報と利用手順は、関連記事『メタマスクの使い方・送金方法(はじめての方むけ)』で、詳しく解説しています。
この記事を読めば、完全初心者でも安心してメタマスクを利用できるはずです。
メタマスクの利用は無料です。
※スマホアプリは以下からダウンロードできます
MetaMask - Blockchain Wallet
MetaMask無料posted withアプリーチ
手順③:サービスを選定
続いて、プレイするサービス(メタバースゲーム/メタバースプラットフォーム)を選びます。
いま人気のメタバースのサービスは、以下の4つです。
人気のメタバースサービス
- Axie Infinity(アクシー・インフィニティ)
- The Sandbox(ザ・サンドボックス)
- Decentraland(ディセントラランド)
- Star Atlas(スターアトラス)
人気サービスでは、プレイヤーの数が多い分、大きなお金が動いています。
そのため、上手にやれば大変稼ぎやすい市場になっています。
上記4つの人気メタバースサービス(ゲーム)については、後ほど詳しく紹介します。
手順④:通貨を購入
さいごに、メタバースサービス内で使う通貨を購入します。
メタバースで稼ぐ第一歩は、サービス内で使えるアイテムやキャラクターを購入することです。
希少価値の高いアイテムやキャラクターを入手し、それを売却することでお金を稼げるのです。
唯一性を担保されているため、デジタルデータにも関わらず高い価値を持ちうるのですね。
※NFTについては、関連記事『NFTとは?(仕組み・将来性・始め方を解説)』を参照ください。
アイテムやキャラクター購入には、そのサービスごとに決められた特定の通貨が必要です。
プレイするサービス(メタバースゲーム)を決めたら、対応する通貨を購入しましょう。
サービスと使用する通貨の組み合わせは、以下の通りです。
- Axie Infinity=「ETH/SLP/AXS」
- The Sandbox=「SAND]
- Decentraland=「MANA」
- Star Altas=「ATLAS」
Axie Infinity(アクシー・インフィニティ)ではゲーム通貨「AXS」の他に、「ETH」(イーサ/イーサリアム)などにも対応しています。
ETHは、コインチェックをはじめ多くの日本国内の仮想通貨取引所で購入・売却できます。
またSANDは、2022年5月よりコインチェックが取り扱いをはじめています。
MANAとATLASは、国内の仮想通貨取引所では取り扱っていません。
そのため、海外取引所を使って以下の手順で手に入れてください。
バイナンスは数百種類以上のコインを取り扱う、世界最大級の仮想通貨取引所です。
ビットコインを、MANAやATLASなどのマイナーコインに交換できます。
補足
※バイナンスの口座開設手順は、関連記事『無料&1分で完了!バイナンスで口座開設する手順』で紹介しています。
※コインチェック→バイナンスの送金方法は、関連記事『コインチェックからバイナンスに送金する方法(かんたん3ステップ)』を参考にしてください。
通貨を入手してアイテムを購入したら、さっそくプレイしてみましょう!
メタバース内でアイテム(武器や土地など)やキャラクターを獲得し、それを売却すればお金を稼げます。
参考
このあと紹介する、いま話題の人気プラットフォーム(NFTゲーム)に、ぜひトライしてみてくださいね!
メタバースを体験できるサービス4選
いま人気が高い、代表的なメタバースプラットフォーム(NFTゲーム)を4つ厳選して紹介します。
最新の人気サービスを利用・攻略することは、効率的にお金を稼ぐコツです。
Axie Infinity
Axie Infinity(アクシー・インフィニティ)は、世界で最も人気の高いゲームのひとつです。
Axie Infinityは、ゲームで稼ぐことを意味する「Play to Earn」(P2E/プレイ・トゥ・アーン)の、先駆け的な存在です。
フィリピンなどの東南アジアではAxie Infinityで生計を立てている人もいます。
キャラクターを育てて敵と戦うゲーム内容は、ポケモンやドラクエに近い感じです。
初心者でも稼ぎやすいと評判なことも、世界中で多くのユーザーがプレイしている理由になっています。
The Sandbox
The Sandbox(ザ・サンドボックス)は、メタバース空間内でキャラクターを操作して遊ぶゲームです。
キャラクターがゲーム空間内を歩き回る様子は、人気ゲームの「あつまれ どうぶつの森」をイメージすると分かりやすいでしょう。
ゲーム内では、
- メタバース内を自由に移動する
- キャラクターやアイテムを作成する
- 3Dゲームを作成する
ことができます。
とくにゲーム内での土地(不動産)の取引が活発で、大きなお金が動いています。
(画像引用元:DappRadar)
興味ある方は参考にしてください。
日本では2021年11月に、ソフトバンクらの複数企業がThe Sandboxに約105億円を出資して注目を集めています。
参考記事:ソフトバンクら、メタバースNFTゲーム企業「The Sandbox」に約105億円資金調達主導(CoinPost)
The Sandboxは、いま大注目のメタバースゲームのひとつなのです。
参考
The Sandboxの土地の買い方は『The Sandboxの土地「LAND」の買い方|NFT初心者むけにやさしく解説』で解説していますので参考にしてください。
The Sandboxの土地「LAND」の買い方|NFT初心者むけにやさしく解説
続きを見る
Decentraland
Decentraland(ディセントラランド)は、ユーザーが経済活動を行うための共有仮想空間です。
たとえば、Decentraland内を散歩していると、NFTアートのギャラリーがあります。
そこではNFTアートが展示・販売されており、売主と交渉してアート作品を購入することができます。
この他、土地・不動産の売買なども行えます。
Decentralandでは、リアル世界と同じような商売や取引が体験できるのです。
ゲームや遊びというより、実社会でのビジネスの世界に近い世界観になっています。
Star Atlas
Star Atlas(スターアトラス)は、2620年の宇宙が舞台のメタバースです。
2022年4月にリリースされたばかりの、最新メタバースゲームです。
メタバース空間内で土地や装備の購入ができることは、他のメタバースゲームと同様です。
反対にスターアトラスが他のメタバースと異なる最大のポイントは、そのグラフィックの美しさです。
映画並みのリアルな映像美は、はじめて見る人を驚かせるレベルです。
以上が、今まさに「アツい」メタバースサービス4選です。
関連記事の紹介
メタバースサービスの領域は、NFTゲーム(ブロックチェーンゲーム)の領域と密接に関わっています。
NFTゲームをもっと深く知りたい方は、関連記事『最新の人気NFTゲーム9選を紹介』で解説していますので参考にしてください。
メタバースに関するよくある質問
ここからは、メタバースを始めようとするときによくある不安や疑問にお答えします。
そもそもメタバースとは?
メタバースとは、英語の「超越(Meta)」と「宇宙(Universe)」を組み合わせた造語であり、インターネット上の「仮想空間」のことです。
メタバースの語源
Meta(超越)+ Universe(宇宙) = Metaverse(現実ではない別世界)
メタバースは、現実世界を模倣(マネ)した「疑似現実」ではなく、まったく新しい「 "現実ばなれ" した世界」で非日常体験を味わえる空間です。
メタバース内では、自分の分身となるアバター(操作できるキャラクター)が3D(三次元)の仮想空間内を自由に移動して、他のユーザーとコミュニケーションを取ったり、イベントを楽しむことができます。
広義には、
任天堂の「あつまれ どうぶつの森」や、
(画像引用元:あつまれ どうぶつの森 公式サイト)
スクエアエニックスの「FF(ファイナルファンタジー)14」、
(画像引用元:FINAL FANTASY 14 公式サイト)
エピックゲームズの「FORTNITE(フォートナイト)」など、
(画像引用元:フォートナイト公式サイト)
の各種ゲームも「メタバース」だと言われます。
仮想空間内をアバター(キャラクター)を操作して動き回って遊べるゲームだからです。
セカンドライフもメタバースの一種?
そうです。
セカンドライフ(Second Life)は、メタバースサービスの一種です。
セカンドライフとは、2003年に登場したソフトウェアのことです。
運営は、アメリカのサンフランシスコに本社があるリンデンラボ社が行っています。
開発・リリースされた2003年頃はまだ「メタバース」という言葉もなく、セカンドライフは一般のユーザーに広く浸透はしませんでした。
(でも、よく知らない...)
という、一過性のブームに終わった印象をお持ちの方も多いでしょう。
セカンドライフが浸透しなかった理由は主に、
- 当時のパソコンや通信環境のスペックが低く、没入感が得られなかった
- スマホ登場前のサービスだったため、いつでもどこでも楽しめる気軽さがなかった
- 処理能力やサーバーに限界があり、一度の参加できる利用者が限られ、場が閑散としていた
- マネタイズへの期待が先行し、生活者にとって受け入れにくかった
ことだと言われています。
しかしセカンドライフでは、ゲーム内で獲得した仮想通貨のリンデンドル(L$)を米国ドルと換金できるという、先進的な仕組みを取り入れていました。
参考
それまでも、人気ゲーム内の通貨やアイテムが現実世界のお金で取引される「RMT」(リアル・マネー・トレーディング)は存在しましたが、闇市場で行われる非合法的なものでした。
一方セカンドライフでは、世界の基軸通貨である米国ドルと「合法的に」交換できることが革新的であり、当時、非常に注目を集めました。
セカンドライフは、3D(三次元)のCGで構成されたインターネット上に存在する仮想世界であり、現実世界と同じように「そこで暮らす」ことや「お金を稼ぐ」ことができる空間です。
これはまさに「メタバース」サービスそのものだと言えるでしょう。
でも、当時開発された仕組みや技術が、いま普及しつつある各社メタバースサービスの基盤になっているのです。
メタバースとVRとの違いは?
メタバース(Metaverse)は、「アバターを操作できる3次元の "仮想空間"」です。
【メタバースのイメージ】
(画像引用元:DIME)
一方VR(Virtual Reality)は、「メタバースを体験するための "技術"」のことを指します。
同様に「AR」(Augmented Reality/拡張現実)や「MR」(Mixed Reality/複合現実)も、技術のことを指します。
(画像引用元:DIME)
メタバースの特徴は?
メタバースの特徴は、おもに以下3つです。
メタバースの特徴
- 永続している
- いつでも誰でも参加できる
- 商取引ができる
メタバースの特徴①:永続している
メタバースでは、自分がログアウトしたあとも、その仮想空間は永続的に存在し続けます。
従来のオンラインゲームなら、メンテナンスによる利用停止やサービス終了などによって、その仮想空間がストップしたり消える場合があります。
しかしメタバースでは、そのようなことはありません。
メタバースはつねに現実世界と同期し、時間などが一致しています。
あなたがいないときも、メタバースの世界は存在し続け、メタバース内の時計の針は進み続けているのです。
メタバースの特徴②:いつでも誰でも参加できる
メタバースには、いつでも誰でも参加できます。
従来のオンラインゲームでは、サーバーごとに参加できる人数が決まっていたり、参加条件が設定される場合が多いです。
プロジェクトによっては招待制で、知っている人同士でしか利用できない場合もあります。
しかし、メタバースに参加条件や人数制限はありません。
メタバースの世界は、全世界の人々に対してオープンで、国や文化にかかわらず、どこからでもログインできます。
メタバースの特徴③:商取引ができる
メタバースでは、商取引ができます。
先ほど「セカンドライフもメタバースの一種?」の質問・回答で説明したように、従来のオンラインゲームでも「非合法的」にアイテムの売買取引は行われていました。
この点、メタバースでは仮想通貨やNFTを介して「合法的」に堂々とアイテム取引や換金ができます。
そのため、個人がお金を稼ぐだけにとどまらず、企業がビジネスをする場にもなり得るのです。
以上が、おもなメタバースの特徴です。
メタバースのメリットやデメリットは?
おもなメリットは、以下4つです。
メタバースのメリット
- 距離の制約なく人と交流できる
- 非日常を体験できる
- 会社など仕事でも活用できる
- お金を稼げる
メタバースでは、遠く離れていても緊密なコミュニケーションが可能です。
プライベート利用で楽しむのはもちろん、バーチャルオフィスとして利用して職場のチームづくりに活用する事例もあります。
また昨今、メタバース内で取引したものが現実世界で換金できる基盤が整いつつあります。
それに伴い、個人や企業がお金を稼ぐ手段に利用するケースも増えてきています。
反対にデメリットは、下記3つです。
メタバースのデメリット
- セキュリティ面の不安がある
- 対面コミュニケーションが希薄化
- 初期投資のお金がかかる場合も...
メタバース内では「アバター=自分」です。
そのためアバターを乗っ取られてしまうと、さまざまな被害・トラブルが想定されますので、セキュリティ面には注意が必要です。
またメタバースという非日常空間を利用しすぎると、日常空間である対面コミュニケーションを軽視してしまうおそれがあるでしょう。
高性能PCや専用ゴーグルなどの機材購入にお金がかかる点にも注意です。
これらのデメリットも踏まえ、メタバースとは上手に付き合うようにしましょう。
※メタバースのメリットやデメリットは、関連記事『メタバースとは?(注目される理由と特徴を解説)』で詳しく説明していますので参考にしてください。
メタバースと仮想通貨・NFTとの関連は?
メタバース内では、共通通貨として仮想通貨が用いられます。
特定の仮想通貨を持っていないと、そのメタバース内でアイテム購入費やイベント参加費の支払いができません。
またメタバース内で仮想通貨を使って取引するアイテム(武器やキャラクターなど)は、すべてNFTです。
NFTとは
「Non-Fungible Token」の略で、日本語では「非代替性トークン」と訳されます。
非代替性=「替えが効かない」、トークン=「データや通貨」などの意味があり、NFTとは「世界で唯一無二であることを証明されたデジタルデータ」を指します。
取引するアイテムが無限にコピーできるものなら、そのデジタルデータには1円の価値もありません。
しかしNFTなら、唯一性や希少性が担保されているので、現実世界で日本円などの法定通貨との交換もできるのです。
仮想通貨もNFTも、メタバースとは切っても切れない深い関連があるのです。
メタバースを学べるおすすめ本は?
メタバースをしっかり学びたいなら、以下の2冊がおすすめです。
おすすめ本
- メタバースとは何か ネット上の「もう一つの世界」 (岡嶋 裕史 ・著/光文社)
- 世界2.0 メタバースの歩き方と創り方(佐藤 航陽 ・著/幻冬舎)
最新情報の収集にはインターネット記事やSNSが便利ですが、体系的に学んで深く理解したいなら書籍が最適です。
興味あるものから、ぜひ手に取ってみてください。
おすすめ本①:メタバースとは何か ネット上の「もう一つの世界」 (岡嶋 裕史 ・著/光文社)
本書はタイトルの通り、「メタバースとは何か?」という基本中の基本となる疑問に応えてくれる本です。
これから初めてメタバースを学びたい方の、最初の1冊に最適です。
おすすめ本②:世界2.0 メタバースの歩き方と創り方(佐藤 航陽 ・著/幻冬舎)
本書は、メタバースによって新しく生み出される世界を予想(予言?)した内容になっています。
「メタバースが将来わたしたちの生活にどんな影響を及ぼすのか?」について想像を膨らませながら、メタバースに関する理解が深められる1冊です。
上記2冊とも、Kindle(電子書籍)版や、プロのナレーターが朗読してくれる音声版「Amazon Audible」(オーディブル)もあります。
オーディブルなら、文字(活字)を読むのが苦手な方でもストレスフリーで情報インプットできます。
通勤や家事・育児中の「ながら」学習にも便利なので、生産性を高めたい方必携のツールです。
※初回登録なら30日間無料でお試しできます
※無料お試し期間中に解約すれば、一切お金はかかりません
参考
まずは気軽にメタバースを体感したい方には、映画やアニメなどの動画もおすすめです。
関連記事『メタバースを題材にした映画・ドラマ・アニメ10選』では、メタバースの世界を実感できる名作映画を10作品紹介しています。
メタバースを題材にした映画・ドラマ・アニメ10選【無料あり】
続きを見る
ご自分の生活スタイルや興味関心にあった、最適な学習方法を見つけてくださいね!
メタバースでは何ができる?
現在メタバースは、おもにビジネスやエンタメで活用されています。
ビジネス領域では、バーチャルオフィスやバーチャル店舗が運営されています。
バーチャルオフィスの事例:oVice(オヴィス)
メタバースサービスの「oVice(オヴィス)」なら、アバターを使って会議や雑談・歓談ができます。
リアルのオフィスに近い感覚で、スムーズにコミュニケーションがとれると評判です。
この1~2年で、リモートワーク導入が進んだ企業での採用が増えています。
バーチャル店舗の事例
2020年12月、大手アパレルの「BEAMS(ビームス)」がバーチャル店舗をオープンし、大変話題となりました。
参考記事:BEAMS初のバーチャルショップがオープン!(BEAMS公式プレスリリース)
バーチャル店舗は、仮想空間上に作られた店舗のことです。
アバターを介して商品の見た目を確認したり、接客を受けることが可能になっています。
バーチャル店舗であれば、営業時間や場所の制約なくいつでも好きな時に利用できます。
ユーザーにとって便利であることに加え、店舗にとっても人件費削減ができるので、今後他の企業でも拡大することが予測されています。
またエンタメ領域では、ゲームの他、ライブが開催されて多くの人が集まる場所となっています。
ライブイベントの事例
メタバース内で開催されるライブの事例も、徐々に増えてきています。
有名なところだと、2020年8月、歌手の米津玄師さんがメタバースゲーム「FORTNITE(フォートナイト)」内で開催されたライブイベントに参加して大きな反響がありました。
またレゲエ歌手の三木道山さんもメタバース内でライブを実施し、ゲリラ的な登場にも関わらず1,600人以上の観衆を集めています。
初めて #メタバース で「新しい未来」一曲だけ歌わせてもらいましたヨ。
良い実験やった!
複数サーバーで入ってるらしく、ここに全員は見えないけど1,676人観てたそうな!
立派なフェスの人数やな。🥳
さぁ新しい未来に行くぞ〜#metaverse #nft #第四回NINJAメタバライブ#NINJAメタバライブ pic.twitter.com/d2aCMBluZd— DOZAN11.eth aka 三木道三 (@DOZAN11) January 16, 2022
全国どこにいても、ネット環境さえあれば参加可能なのがメタバースライブの大きな強みです。
これまでライブ会場に直接足を運べず諦めていたファンの方が多く参加でき、アーティストとファンとの新しい交流方法が生まれました。
以上のように、メタバース空間内では、すでにさまざまなサービスが展開されています。
博報堂の調査によると、「若年層を中心に、メタバースなどの仮想空間への期待や欲求が高まっている」こともわかっています。
(出典:博報堂DYグループ通信)
そのため、今後はさらにメタバース関連のサービス開発は進んでいくと予想できます。
ビジネスやエンタメ以外にも幅広い分野・領域で、メタバース空間でのサービスが生まれます。
あなたも、その空間にアバターを操作して参加すれば、色々な体験(商品の売買やイベント参加など)ができるのです。
メタバースの土地の買い方は?
メタバースでは、現実世界と同じように土地を購入したり売却したりできます。
購入した土地は自分だけの空間になり、自由に建築物をつくったり、イベントブースを出店してお金を稼ぐことも可能です。
メタバース上で土地を購入できるおもなゲームは、以下のものが有名です。
- The Sandbox(ザ・サンドボックス)
- Decentraland(ディセントラランド)
- Cryptvoxels(クリプトボクセルズ)
たとえばThe Sandbox(ザ・サンドボックス)では、以下の手順で土地を購入できます。
メタバースの土地を購入する手順
- The Sandboxのアカウント開設
- メタマスクを接続
- NFTマーケットプレイスでLANDを購入
The Sandbox内の土地である「LAND」は、NFTマーケットプレイスで購入できます。
世界最大手のNFTマーケットプレイス「OpenSea」はもちろん、コインチェックのサイト内にあるマーケットプレイス「コインチェックNFT」でもLANDの取引ができます。
参考
メタバース内の土地など不動産購入については、関連記事『メタバースでの不動産の買い方|土地NFTの購入方法を解説』も参考にしてください。
メタバースでの不動産の買い方|土地NFTの購入方法を解説
続きを見る
メタバースはスマホでもできる?
できます。
しかし快適にプレイしたいなら、PCが好ましいです。
スマホだと、データ処理のスピードの遅かったり、画面が小さいために操作しにくいため、ストレスを感じる人が多いです。
まずお試しでやってみるならスマホでOKですが、
という方には、PCの利用をおすすめします。
メタバースを始めるのに必要なものは?
スマホだけでも、最低限のことはできます。
しかし、より楽しみたい方や本気でお金を稼ぎたい方は、道具(機材)に初期投資することも検討しましょう。
具体的には、
あると良いもの
- 高性能PC
- VRゴーグル
の2つがあると、メタバース体験のレベルが上がり、効率的に稼げるようになるので一石二鳥です。
必要な方のみ購入を検討してくださいね。
おすすめ機材①:高性能PC
処理速度が早く操作しやすいPC(パソコン)があれば、メタバースをストレスなく楽しめるようになります。
メタバースの中には、データ読み込みが重い世界(領域)もあったりしますが、グラフィック処理性能が高いPCであればサクサク動作するのでストレスフリーです。
本格的にメタバースをやりたいなら、MacBook Proなど数十万円の初期投資も検討してみましょう。
長く続ける方は、早めの段階で投資するのが吉ですね。
おすすめ機材②:VRゴーグル
メタバースの世界で「没入感」を味わいたいなら、ゴーグル型ヘッドセットは必須です。
数万円の投資になりますが、複数ゲームを楽しんだり中長期的に稼ぎたい人にとっては、コスパの高い初期投資になるはずです。
参考
ゴーグル型ヘッドセット「Meta Quest 2」は、Meta(旧・Facebook)社の提供するソーシャルVRサービス「Horizon Worlds」(ホライズン・ワールド)の利用に必須のアイテムです。
Meta Questがないと、Horizon Worldsを利用できません。
【Horizon Worlds イメージ動画】
※画面中央の「▶」(再生ボタン)を押すと、動画を見れます。
Horizon Worldsは、2022年2月時点で30万人以上のユーザーが利用する大人気メタバース空間サービスとなっています。
現時点では米国とカナダでサービスを開始しており、日本では未実装です。
Horizon Worldsに興味がある方は、今後日本でも利用できるようになることを見越して、いまから必要な道具を準備しておくと良いでしょう。
関連記事『メタバースに必要なもの・機材』では、メタバースを始める目的別に必要な準備物を整理しています。参考にしてください。
メタバースに必要なもの・機材|おすすめVRゴーグルやゲームも紹介
続きを見る
メタバースは無料で始められる?
はい、無料で始められます。
メタバースは、基本的には無料で遊べるものが多いです。
無料で遊べて、いま人気が高いアプリの1つは、「Cluster(クラスター)」です。
(Cluster公式サイトのトップページ)
Cluster(クラスター)は、WindowsでもMacでも、またスマホでも無料でプレイできます。
(Clusterのバーチャル空間イメージ)
ユーザーは3Dアバターを選んでバーチャル空間に入り、散策したり、イベントや音楽ライブに参加して楽しめます。
また、ユーザー同士でチャットや音声でコミュニケーションできます。
公式サイト:https://cluster.mu/
また同様に、無料でVR体験ができて人気なのは「VR Chat」です。
(VR Chat公式サイトのトップページ)
VRChatは、VR(バーチャル・リアリティ/仮想現実)空間内にアバターでログインし、多人数でコミュニケーションできる「ソーシャルVR」と呼ばれるジャンルのアプリです。
VRChat内にはユーザーが手がけた様々な「ワールド」と呼ばれるVR空間が用意されていて、好きな場所で他のユーザーとの交流を楽しめます。
(VR Chatのバーチャル空間イメージ)
VRヘッドセットとPCを繋いで体験する「VRモード」では、強い没入感を味わえます。
またPCのみで遊べる「デスクトップモード」が用意されているので、VRヘッドセット機器を持っていない方が、お試し体験するのもOKです。
公式サイト:https://hello.vrchat.com/
メタバースで本格的に稼ぐには、ある程度の初期投資として千円~1万円ほどかかる場合が多いです。(アイテム購入や機器導入のため)
しかし、最初からお金をかけることに抵抗がある方も多いでしょう。
そんな方はまず、上記2つの無料アプリからお試し利用してみるのがおすすめです。
メタバースは未成年でもできる?
はい、できます。
基本的にどのプラットフォーム(NFTゲーム)も、ゲームをプレイするだけなら年齢制限はありません。
「メタバースを始めること」自体なら、学生、未成年の方でもOKです。
ただしメタバースサービス(NFTゲーム)によっては、独自通貨を利用したり、その通貨を換金できるものがあります。
この場合、独自通貨の購入・換金には仮想通貨口座が必要です。
仮想通貨口座の新規開設は、コインチェックなど日本の取引所は20歳以上、海外のバイナンスなら18歳以上などと定められています。
そのため「メタバースで稼ぐこと」は、18歳以上でないと始められないと理解しておきましょう。
メタバースの注意点は?
セルフゴックスに注意しましょう。
セルフゴックス(Self Gox)とは
セルフゴックスとは、自分の(=Self)不注意により、所持する仮想通貨を自身で失ってしまうことを指します。
2014年に大量のビットコインを消失した、マウントゴックス(=GOX)になぞらえた造語です。
セルフゴックスの事例は、以下のようなものです。
セルフゴックスの事例
- 秘密鍵をなくす
- 間違ったアドレスに送金する
- 二段階認証用のスマホやハードウォレットの故障・紛失
メタバースを利用するということは、少なからず仮想通貨を利用するということです。
お金同様の資産を扱うのですから、購入・売却や送金など取引の際には、注意深く慎重にやりましょう。
メタバース市場の今後は?
結論、大きく成長する可能性が高いです。
その理由は、世界中の大企業が巨額の投資をしているからです。
もっとも有名なのは、本記事の冒頭でも触れた旧・Facebook(フェイスブック)でしょう。
2021年10月にFacebookは、社名を「Meta」(メタ / 正式名称:Meta platforms,Inc.)に変更すると発表しています。
このような動きは、海外だけではありません。
日本企業でも、ソニーやバンダイナムコなど、大手企業がメタバース領域への投資を加速させています。
ニュース記事①:ソニー、フォートナイト運営会社に追加出資 「メタバース」で協業(朝日新聞デジタル)
(画像引用元:朝日新聞デジタル)
ニュース記事②:バンダイナムコ、メタバースでファンド 30億円投資へ(日本経済新聞)
(画像引用元:COINPOST)
今後は、メタバース空間を開発する企業だけでなく、関連する機器やサービスを提供する周辺分野の産業も盛り上がることが期待できます。
さらにはメタバースに注目するのは、企業だけではありません。
日本の経済産業省も、メタバースの可能性に強い関心を示しています。
(出典:経済産業省ウェブサイト)
メタバース投資のやり方は?
メタバースに投資する方法は、おもに以下3つの方法があります。
メタバース投資の方法
- メタバース内で獲得したNFTを取引する
- メタバース関連の仮想通貨を取引する
- メタバース関連企業の株を取引する
投資方法①:メタバース内で獲得したNFTを取引する
1つ目は、メタバース内でアイテム(武器や土地など)やキャラクターを獲得し、それをNFTマーケットプレイスで売却する方法です。
希少価値の高いアイテムやキャラクターを入手できれば、大きく稼げるチャンスがあります。
NFTの売買には、世界最大のNFTマーケットプレイス(取引市場)の「OpenSea」(オープンシー)が便利です。
参考:OpenSea公式サイト
OpenSeaにアクセスするだけで、世界中のNFTクリエイターやNFT投資家にアプローチできます。
これからOpenSeaを使う方は、関連記事『OpenSeaの始め方・使い方(登録~出品・購入) 初心者むけ完全ガイド』をお読みください。
投資方法②:メタバース関連の仮想通貨を取引する
2つ目は、メタバース関連銘柄と呼ばれる仮想通貨に投資をする方法です。
メタバース関連銘柄とは、おもにメタバースのサービス(プラットフォーム/ゲーム)の開発・支援を行うブロックチェーンネットワークで利用できる仮想通貨のことです。
そのネットワークで開発されたメタバースサービスが普及・拡大するに伴い、流通する仮想通貨の価値(値段)も上がるという訳です。
メタバース関連銘柄として代表的なのは、
NFT関連銘柄の例
- 「ETH(イーサ)」:NFT取引でもっとも利用される「イーサリアム」ネットワークで使われるコイン
- 「ENJ(エンジンコイン)」:NFTゲーム開発プラットフォーム「エンジンプラットフォーム」で使われるコイン
- 「PLT(パレットトークン)」:マンガ、アニメなどエンタメ系のNFT取引プラットフォーム「パレット」ネットワークで使われるコイン
などです。
※上記コイン名リンクをクリックすると、コインの特徴や仕組み、将来性の解説記事に飛べます。
メタバース関連銘柄に投資したい方にとって、コインチェックは最適ですね。
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※メタバース関連の投資銘柄を探したい方は、関連記事『メタバース関連の仮想通貨銘柄おすすめ11選(選び方のコツも解説)』が参考になるはずです。ぜひお読みください。
投資方法③:メタバース関連企業の株を取引する
さいごに3つ目は、メタバース事業に深く関わる企業に投資する方法です。
その企業のメタバース事業が伸びて株価が上昇すれば、株売買の差益で稼ぐことが可能です。
日本での有力は投資先のひとつは、先ほど紹介したソニーやバンダイナムコのような、すでに巨額投資を実行している企業です。
任天堂やポケモンのような、世界中で人気の高いキャラクターコンテンツを保有する企業にもチャンスがあるでしょう。
海外も含めれば、Meta(旧・Facebook)のほか、世界中に数千万人規模のユーザーを抱えるゲーム開発会社などが有力でしょう。
このように一口にメタバース投資と言っても、その方法はさまざまあります。
投資先や方法が多種多様で、投資先の裾野(すその)が広いことも、メタバースが投資先として魅力的な理由のひとつとなっています。
以上が、メタバースに関するよくある質問と回答です。
さいごに(まずは無料でメタバースを体験してみよう!)
この記事では、初心者でもかんたんにメタバースを始める方法を解説しました。
メタバースを始める手順は、以下の4つだけです。
メタバースを始める手順
- 仮想通貨口座を開設
- メタマスクに送金
- サービスを選定
- 通貨を購入
メタバースは、今まさに「波が来ている」マーケットだと言えます。
この波の大きさは、メタバース利用者のおおくが利用する仮想通貨口座のユーザー数を見ても明らかです。
国内最大手コインチェックのユーザー数は、近年急増しています。
いま世の中のたくさんの人たちが、メタバースを楽しむために仮想通貨口座を持ち始めているのです。
この時代の波に、乗り遅れないでください。
メタバースに少しでも興味がある方は、この波に飛び乗ってみましょう!
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※メタバースで稼ぐには仮想通貨口座が必要です
※コインチェック口座は【無料】で開設できます
※最短5分で申請完了&翌日から取引開始できます
※サービス詳細はコインチェック公式サイトで確認できます
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