この記事で解決できるお悩み
- モナコイン(MONA)って何だろう? 詳しく知りたい
- モナコイン(MONA)特徴や将来性を理解して、投資すべきかどうか検討する判断材料がほしい
この記事の結論
- モナコインは純国産の仮想通貨
- セグウィットやアトミックスワップを導入していて技術力が高く、ユーザーにとっては決済処理が早くて安全にできるメリットがある
- 決済やWebサービスでの使い道が広く、実用性が高まれば値上がりが期待できる
- 取引所への新規上場や半減期前の特需などによる値上がりも想定され、大化けする可能性を秘めている
- 購入するならスプレッド不要でお得に取引できるCoincheck(コインチェック)がおすすめ
この記事を読めば、モナコインの特徴と将来性を理解できるでしょう。
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モナコイン(MONA)とは?
(画像引用元:Monacoin project公式サイト)
モナコイン(MONA)とは掲示板『2ちゃんねる』(現・5ちゃんねる)で有名なアスキーアート「モナー」をモチーフにして2013年12月にβ版リリース、2014年1月に本格運用開始された純国産の暗号資産(仮想通貨)です。
「Mr.Watanabe(わたなべ・2chpool ◆bzJIFpVqts)」と名乗る人物により開発が公表されたもので、モナコインの最小単位には製作者の名前のwatanabeが使われています。
「ビットコイン(BTC)」から派生した「ライトコイン(LTC)」から更に派生して誕生しました。
【参考記事】仮想通貨ライトコイン(LTC)の特徴と将来性
コインのデザインは以下です。(画像引用元:Wikipedia)
モナコインのコンセンサスアルゴリズムはビットコイン同様のPoW(プルーフ・オブ・ワーク)で、マイニングも可能です。
発行上限は1億512万MONAとされており、2021年9月時点では発行枚数は6,570万枚です。まだ上限の半分近くしか発行されていません。
中央に管理者や運営者のいない「非中央集権型」の分散管理システムで運営されています。
モナコインの特徴
モナコインの特徴は大きく4つです。
- セグウィット機能(世界で初めて導入)
- アトミックスワップ(世界で初めて導入)
- 日本に熱狂的なファンコミュニティがある
- 使い道が幅広い
上記「1」と「2」は技術的な面、「3」と「4」はこの通貨の使われ方に関する特徴です。
以下で順に詳しく解説します。
セグウィット機能(世界で初めて導入)
モナコインは世界で初めてセグウィット(Segwit)機能を実装した暗号資産(仮想通貨)です。
セグウィット(Segwit)とは?
Segregated Witnessの略で、取引データを縮小することでトランザクション(取引)の処理を高速化させる技術です。
これにより未承認取引の滞留(”送金詰まり”の問題)が発生しづらくなります。
ビットコインの開発者がスケーリング問題とトランザクション展性の脆弱性を修正するために考案しました。
ビットコインのトランザクション処理に10分かかっていたところモナコインは60~90秒で処理できるとされています。
これにより、取引スピードが速く日常的な決済に利用しやすい設計であることがモナコインの特徴のひとつになっています。
なお、2017年4月27日にモナコインのネットワークではSegwitが実装され、その後にビットコインのネットワークでは2017年8月23日に実装されました。
モナコインの方が早い導入に至ったのは日本国内のモナコインファンたちの自主的な行動の結果だと言われており、熱狂的なファンコミュニティに支えられた通貨であることを示すエピソードとなっています。
アトミックスワップ機能(世界で初めて導入)
モナコインはアトミックスワップ機能を実装しています。
アトミックスワップ機能とは?
異なる通貨を仲介者なしで瞬時に取引することができる技術のことです。
アトミックスワップを用いれば、取引所を介さずともユーザー同士が安全に取引することが可能です。
従来は持ち逃げが詐欺にあうリスクが高く危険なイメージが強かった個人間取引ですが、アトミックスワップを導入することで安心して個人間で通貨の取引ができるようになりました。
以上ここまでの解説で、セグウィットとアトミックスワップの2つの機能を世界で初めて実装したモナコインは、高い技術力をもつ通貨であることがわかったと思います。
そしてこの2つの機能により、処理速度が速く安全に取引ができる実用面で優れた通貨であることも理解いただけたでしょう。
日本に熱狂的なファンコミュニティがある
モナコインが他の暗号資産(仮想通貨)と大きく異なる点は、メインユーザーが日本人であることです。
保有者のほとんどが日本人で、取引の大半が日本の取引所で行われています。モナコインを採掘するマイナーもほとんどが日本人だといわれています。
ビットコインなど他の通貨と比較すると世界での知名度はまだまだ低いですが、他国に比べると日本での知名度(認知率)は抜群に高いです。
関連情報も日本語で書かれていものが多いので、日本人にとっても馴染みやすいのでしょう。
使い道が幅広い
モナコインはこれまで、日本のカルチャーに根ざした様々な領域で利用されてきました。
たとえばコミックマーケットでの決済や動画配信と組み合わせたリアルタイム投げ銭、ゲーム内の通貨などの用途です。
また過去にはTwitter(ツイッター)上で投げ銭ができるサービス「tipmona」を行っていたこともあります。(2019年9月にサービス終了)
さらにはモナコインは、東京・秋葉原の飲食店など実店舗での決済手段としても利用が可能です。
ほかにも、2014年にはモナコインを利用して土地の売買契約が成立しました。
なお、このモナコインで売買が成立した山の中にはモナコインを利用する有志が建立した「モナコイン神社」があり、現在に至るまでさまざまな利用者がこの神社を訪れ周辺の清掃や階段の整備などを行っているといいます。
このように、日本で生まれ、日本の特定のコミュニティの中で熱狂的なファンに支えられて独自の発展をしてきたのがモナコインという通貨です。
そして、その発展プロセスにおいて拡張されてきた使い道が幅広く実用性が高いことが強みになっている通貨なのです。
モナコインの将来性
ここからはモナコインの将来性について解説します。
モナコインの今後の価格を左右する主な要素は以下の4つです。
- 実用性の向上
- 流通量の増加
- 半減期の影響
- ビットコイン価格との連動
ひとつずつ見ていきましょう。
実用性の向上
先述の通りモナコインは、使い道が多く実用性の高い通貨です。
なかでもここでは、決済サービスとWebサービスの2つの側面から詳しく見てみましょう。
決済サービスの普及
今後モナコインは、買い物での決済サービス利用が普及していくことが期待されています。
現在日本では、モナコインはビットコインの次に決済に使われている仮想通貨だといわれています。 ※2021年9月時点
東京・秋葉原の一部のパソコン部品ショップやメイドカフェから始まった「モナ払い」ですが、今では飲食店や美容院などでもモナコインの決済ができる店舗が徐々に増えつつあります。
また、下記のようにオンラインでの買い物でもモナコインが使える事例が出てきています。
下記画像の『Bitcoin mall』では、商品購入時の決済にビットコインまたはモナコインを選んで支払いすることができます。
(画像引用元:『Bitcoin mall』公式ホームページ)
ほかにも『cryptomall(クリプトモール)』という、暗号資産(仮想通貨)決済専用のショッピングモールも誕生しています。
(画像引用元:『cryptomall』公式ホームページ)
買い物の決済(支払い)には、仮想通貨のみOKです。(日本円などの現金支払いはNGです)
2021年9月現在、『cryptomall(クリプトモール)』では以下の10種類の通貨で決済できます。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- リップル(XRP)
- オーケーイーエックストークン(OKB)
- バイナンストークン(BNB)
- ネム(XEM)
- ジム(XYM)
- モナコイン(MONA)
- エイダコイン(ADA)
- イーサリアムクラシック(ETC)
以上の事例のように決済に利用できる店舗・サイトが増加すれば、たくさんの人がモナコインを保有しよ うと思うでしょう。
それによりモナコインの需要は高まり、値上がりが期待できるでしょう。
Webサービス活性化
モナコインは、これまでも様々なWebサービスに対応してきました。
その実例は、先述の通り「動画配信に連動した投げ銭」や「ゲーム内での使える通貨」としての利用です。
これらの使い道があるからこそ、特定のコミュニティで熱狂的なファンが育ってきたのだといえるでしょう。
今後、このファンコミュニティを刺激し拡大させるようなWebサービスが開発されることがモナコインをさらに普及させる原動力になるでしょう。
たとえば『Monappy』というオンラインウォレットでは、ウォレットの機能の他にイラストや特定の画像に対してモナコインを投げ銭することができます。
このようなサイトが複数育っていく過程で、そこで利用されるモナコインの需要も高まることになるでしょう。
(画像引用元:『Monappy』公式ホームページ)
このほかに、2021年4月にモナコインで売買するNFT取引所『チョコモナカ(β版)』がローンチされました。
プラットホーム側はモナコインを保管せず、ユーザー間でのモナコインを使った取引が可能となっています。
(画像引用元:『チョコモナカ』公式ホームページ)
このように「誰かを応援したい!」や「ほしいものを買いたい!」という実需にモナコインが必要とされるシーンが増えていくことが期待されています。
流通量の増加
先述の通りモナコインは取引の大半が日本で行われており、世界全体での流通量は少ないのが現状です。
2021年9月1日8時頃の時点では、すべての暗号資産(仮想通貨)のなかで「市場占有率は0.00%(ほぼゼロ!)」に過ぎず、「取引量は379位」です。(ともに時価総額ベース)
(引用元:Coin Market Cap)
モナコインは、日本ではコインチェックやビットフライヤーなど日本では複数の取引所が取り扱っています。
しかし、Binance(バイナンス)などの大手の海外取引所では取り扱いがまだありません。 ※2021年9月時点
モナコインは現在はまだ取り扱いしている取引所が少なく世界的には流通量が少ないからこそ、今後の伸びしろが大きいともいえます。
とくに海外の大規模な取引所での取り扱いが始まれば、一気に知名度が高まり取引したいユーザーが増える可能性を秘めています。
今後、国内外の取引所に新規上場することがあればモナコインの流通量は増加が見込めるでしょう。
取引所での上場が発表される前にモナコインを保有しておくことで、発表後の価格上昇による儲けが期待できるかもしれません。
半減期
暗号資産(仮想通期)の中でも「マイニング」を採用しているモナコインには半減期が存在します。
半減期とは?
マイニングによる新規通貨発行報酬が半分となるタイミングのことです。
半減期が近づくと利用者によるマイニングの量は激減します。報酬が半減するかもしれないためマイニングをする人間が減るからです。
その結果、新規の通貨発行量が減るため市場に流通する通貨量が減り、通貨の単価は上がる傾向があります。
モナコインはこれまでに以下2回の半減期を迎えました。
- 2017年7月
- 2020年9月
この2回とも、モナコインの価格は半減期の到来を前にして上昇しました。
そしてモナコインの次回(3回目)の半減期は、2023年9月頃に訪れるといわれています。
過去の2度の半減期を見てわかるように、次回の半減期もモナコインの価格に影響を与えるかもしれません。
この半減期前の値上がり期待を見据えて、今のうちにモナコインを保有しておくことも一案でしょう。
ビットコイン価格との連動
最後に、ビットコイン価格との連動性の高さについて触れましょう。
ビットコインは、暗号資産(仮想通貨)の中での基軸通貨と呼ばれています。
基軸通貨とは?
取引の中心となる通貨のことです。
モナコインに限らず、アルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨)は基軸通貨であるビットコインの価格変動に合わせて価格の変動を起こす傾向にあります。
たとえばビットコインバブルが起こった2017年11月からバブルが崩壊した2018年1月には、ほとんどのアルトコインはビットコインと同じような値動きを示しました。
実際にモナコインの史上最高値はビットコインバブル真っただ中の2017年12月に付けた1モナコイン=約1,680円です。これは2021年9月1日現在の価格である約168円の10倍です。
※モナコインの過去(全期間)のチャートは『Coin Market Cap』で確認できます。
ビットコインが上がれば他の通貨も上がり、ビットコインが下がれば他の通貨も下がるのです。
このように暗号資産(仮想通貨)の世界における基軸通貨・ビットコインの値動きが、今後のモナコインの値動きにも影響を与えると考えられます。
今後もビットコインの価格の変動を注視しておくことが、モナコインの価格変動を予見する参考になることでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
本記事ではモナコインの将来性を解説してきました。ここで一度、整理しましょう。
モナコインの特徴は以下の4点です。
- セグウィット機能(世界で初めて導入)
- アトミックスワップ(世界で初めて導入)
- 日本に熱狂的なファンコミュニティがある
そして将来性については、今後の価格を左右する要素として以下4つを紹介しました。
- 実用性の向上
- 流通量の増加
- 半減期の影響
- ビットコイン価格との連動
以上を踏まえてモナコインの特徴や将来性は十分に伝わったと思いますので、最後にデメリットを含む投資の注意点にも触れましょう。
まず1つ目は「ボラティリティの高さ」です。
ボラティリティは価格の変動の大きさを表す指標の1つです。ボラティリティが高いということは、値動きが激しいということです。
モナコインは流通量が少なく時価総額が低い通貨です。そのため何か1つの出来事(たとえば影響力のある人の発言や有力な商品・サービス開始の発表)でモナコインの価格は大きく変動し、1週間で2倍や3倍にまで上昇することもあります。反対に2分の1や3分の1にまで下落することだってあり得ます。
このボラティリティの高さは投資を検討する方にとっては注意が必要でしょう。
次に2つ目は「セキュリティの脆弱性」です。
モナコインはマイニングネットワークが小規模であるため、ビットコインなど他の暗号資産(仮想通貨)と比べてセキュリティの信頼性が低いといわれています。
過去には、2018年5月に悪意のあるマイナーの攻撃によって仮想通貨取引所から約1,000万円相当のモナコインが流出する事件もありました。
モナコインのコミュニティはセキュリティ強化に向けた対策を進めてはいますが、ビットコインなど他の大規模な通貨に比べるとセキュリティ体制にやや不安があると言わざるを得ないのが現状です。
最後に「情報が少ない」ことです。
ビットコインなど流通量が多い通貨に比べると、モナコインは関連する情報が非常に少ないです。
公式サイトやTwitterアカウントはありますが情報更新の頻度は多くありません。
このほか、インターネットで検索しても追加で最新の情報を得られることはほとんどありません。
投資を検討する方にとって、これは大きなマイナス面でしょう。
以上3点のようなリスクもしっかりと理解しておくことが、投資するかどうかを検討するときには大切です。
この記事を読んでモナコインの特徴や将来性は理解頂けたと思います。
モナコインが将来、私たちの日常の買い物や娯楽に浸透していけば、モナコインの知名度も需要も一気に高まるでしょう。
また、世界的には流通量が少ない一方で日本の一部のファンには熱狂的に支持されているという極めて特徴的な一面を持っている面白い通貨です。
世界的にはまだ知らない人が多い分、今後の伸長余地が大きいともいえます。
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