こんなあなたには、ぜひ読んで頂きたい記事です。
この記事では、仮想通貨のエンジンコイン(ENJ)の特徴と将来性を解説します。
この記事を読むだけで、エンジンコインに投資すべきかどうかの判断材料が手に入ります。
興味ある方は是非さいごまで読んでみてください。
この記事の結論
- エンジンコイン(ENJ)は「Enjin Platform」上で利用することができる暗号資産(仮想通貨)
- Enjin PlatformはゲームやNFTの分野を中心に利用されている
- Enjin PlatformはECR-1155、メルティング機能、SDK提供という独自性のある技術や仕組みを持つ
- 今後「実用性の向上」と「流通量の増加」に伴い値上がりが期待できる
エンジンコイン(ENJ)は、以下の国内大手2社で購入できます。
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エンジンコイン(ENJ)とは?
(画像引用元:Enjin Coin公式サイト)
エンジンコイン(ENJ)は「Enjin Platform(エンジンプラットフォーム)」上で利用することができる暗号資産(仮想通貨)です。
「Enjin Platform」は2009年創業のシンガポールの企業「Enjin」社が運営する、イーサリアム上で構築されたブロックチェーンプラットフォームです。
運営企業は創業して10年以上経ちますが、エンジンコインは2017年にホワイトペーパーを公表して発行された比較的新しい通貨です。
発行上限枚数は10億枚です。
Enjin Platformではオンラインゲームがプレイでき、このゲーム内でのアイテムの売買にエンジンコインが使われています。
このアイテムは複数のゲームで使用可能なものもあり、「ゲームAで獲得したアイテムを、ゲームBで使う」といった新しいゲーム体験を可能にしています。
またEnjin Platformのゲームには、遊びながらエンジンコインを稼ぐこともできるものもあります。
なお、あなたは「Play to Earn(遊んで稼ぐ)」という言葉をご存じですか?
ブロックチェーンを使ったゲームでは、ゲーム内で獲得したポイントを仮想通貨に交換できるものがあります。
たとえば「Axie Infinity(アクシーインフィ二ティ)」が有名です。
※こちらのゲームはEnjin Platformやエンジンコイン(ENJ)とは無関係です。
ゲームの内容や換金の流れは以下の動画がわかりやすいです。
(出典:Youtube)
フィリピンなど東南アジアの一部の地域では、仕事が無かったり時給が低い仕事しかない場合があります。
それよりもこのゲームの方が稼げるため、ゲームを仕事にする人やそのゲーマーたちを雇う組織(会社)が生まれはじめています。
ゲームをプレイすることが、ひとつのビジネスになっているのです。
近い将来、ゲームで稼ぐことは一般的なことになっているかもしれませんね。
このほかEnjin Platformでは、NFTなど独自トークンの発行もできます。
NFT(非代替性トークン)とは?
NFT(非代替性トークン)とは、偽造不可な鑑定書・所有証明書付きのデジタルデータのことです。
暗号資産(仮想通貨)と同じく、ブロックチェーン上で発行および取引されます。
Enjin Platformではイーサリアムが実装するスマートコントラクトの仕組みを使い、各種のサービス開発を行うことができるのです。
このようにエンジンコインは、ゲームやNFTと親和性が高いというオリジナリティのある暗号資産(仮想通貨)なのです。
その特徴を、技術や仕組み面から詳しく見てみましょう。
エンジンコイン(ENJ)の特徴
エンジンコインの特徴は、以下の3つです。
- ERC-1155
- メルティング(融解/溶解)機能
- SDK(ソフトウェア開発キット)提供
順番に解説します。
特徴①:ERC-1155
Enjin Platform上で作成されるトークンは、エンジンコインが独自開発した「ERC-1155」という規格で作られます。
トークンとは?
トークンという言葉自体はさまざまな文脈で使われることがあり明確な定義はありません。
仮想通貨業界では一般的に「既存のブロックチェーン技術を利用して発行された暗号資産(仮想通貨)」のことを指します。
「ERC-1155」は「ERC-20」と「ERC-721」を掛け合わせたハイブリッド規格となっており、両方の規格の特性を持っています。
- 「ERC-20」 :代替性トークンを作成できる規格(作成したトークンには互換性があり、複数のトークンを一括してまとめることができる規格)
- 「ERC-721」:非代替性トークンを作成できる規格
Enjin Platformでは、このうち「ERC-721」規格を用いてNFTを作り出すことができます。
これはゲームのアイテム1つずつを、世界に1つしかない固有の資産として扱うということです。
そして「このアイテムはエンジンコイン〇枚分(=約〇円に相当)」といった価値保証(裏付け)をすることで、ゲームのアイテムに値段を付けられます。
その結果、ゲームのアイテムを他人と交換したりNFTマーケットプレイスで売買することが可能になるのです。
また「ERC-20」規格の特性を用いて、複数のアイテムをまとめて1つのグループとして管理することも可能になっています。
これにより複数のアイテム(たとえば剣と盾と兜)の交換・売買をする際に、「個別取引を何度も繰り返す」のでなく「装備一式として1回の取引で済む」ようになるという利便性があります。
なおゲームのアイテムやNFTを作る際には、その価値の裏付けとしてエンジンコインを使用します。
このとき裏付けとして使用されたエンジンコインは、通貨の流通市場からは消えることになります。
そのためエンジンコインを使った資産(ゲームのアイテムやNFT)が増えることに伴い、エンジンコイン通貨の流通市場での希少性は高まります。
エンジンコインが使われるほど、通貨の価値は上昇しやすい仕組みになっているのです。
特徴②:メルティング(融解/溶解)機能
エンジンコインの独自規格であるERC-1155には「メルティング(融解/溶解)」機能があります。
ここまでお伝えした通り、Enjin Platformでは様々な資産(ゲーム用アイテムやNFTなど)を交換・売買できます。
しかしもしこの資産が交換・売買だけできて「換金」できなかったら、それはとても不便でしょう。
この「換金」を可能にするのが「メルティング」機能なのです。
メルティング(融解/溶解)とは?
メルティングとは、トークンをバーン(焼却)して、その中にラッピングされているトークンを引き出す行為を指します。
メルティングすると、バーン(焼却)されたトークンの代わりに裏付けされていたエンジンコインが手に入ります。
メルティングは「Enjin Wallet」から行うことができます。
ここで言う「トークン」とは、Enjin Platform内で取引するゲーム用アイテムやNFTを指します。
つまりメルティング機能により、Enjin Platform内のゲーム用アイテムやNFTを "エンジンコインに戻す" ことができるということです。
Enjin Platform内でしか取引できないゲーム用アイテムやNFTであっても、一旦エンジンコインに換金すれば他の暗号資産(仮想通貨)や法定通貨への再・換金が可能になります。
エンジンコインはメルティング機能のおかげで、汎用性の高い使い勝手の良い通貨になっているのです。
特徴③:SDK(ソフトウェア開発キット)
エンジンコインは、世界中で100万人以上の開発者が利用しているゲーム開発エンジン「Unity」にEnjin Platformを組み込むための「SDK(Software Development Kit / ソフトウェア開発キット)」を提供しています。
これによりブロックチェーンエンジニアが不在でも、ゲーム内アイテムのNFT化などブロックチェーンゲームならではの要素を容易にゲームに採用できるのです。
従来ブロックチェーンゲームに暗号資産(仮想通貨)取引の要素を導入するのは、非常に高い専門性が必要でした。
そのため導入を断念するケースも多くありました。
しかしEnjin Platformはその問題を解決しました。
Enjin Platformではブロックチェーンの知識など高い専門性がなくても各種サービスの開発・管理ができるようになっています。
ゲームやアプリ開発の参入障壁が低く、多くの開発者が参加しやすい環境が整備されているのがEnjin Platformの特徴のひとつなのです。
エンジンコイン(ENJ)の将来性
今後のエンジンコインの価格動向を左右する主な要素は、以下の5つです。
- 企業との提携拡大
- ゲーム利用者の増加
- ゲーム以外の分野への技術転用
- NFT市場の拡大
- 新規上場
上記1~4は「実用性の向上(実需が高まること)」、上記5は「流通量の増加(取引しやすくなること)」がポイントです。
それぞれの内容を順番に見ていきましょう。
値上がりのポイント①:企業との提携拡大
エンジンコインはSamsungやBMW、Microsoftなど、世界的に有名な大手企業と製品開発などで協力関係を築いています。
2019年2月下旬にSamsungが新製品として発表したスマホ端末「Galaxy S10」には、エンジンコインに対応した仮想通貨ウォレットが内蔵されました。
また2020年9月より自動車メーカーBMWのポイントアプリ「BMW Vantage」では、利用者がポイントをエンジンコインに交換可能になっています。
このほかIT企業のMicrosoftとは、世界的な人気ゲーム「Minecraft(マインクラフト)」のEnjin Platform版である「EnjinCraft(エンジンクラフト)」を開発しています。
Minecraft(マインクラフト)とは?
(画像引用元:Minecraft公式サイト)
ブロックを配置して建物を建築するなどして、サバイバル生活や冒険を楽しむゲームです。
2011年に正式リリースされた後、2019年5月時点でそれまで売上1位だったテトリスを抜き世界で最も売れたゲームとなり、2020年6月には世界のビデオゲームの殿堂入りを果たすなど世界的に大人気です。
日本では「マイクラ」と呼ばれて親しまれています。
世界中でいかに人気が高いゲームかがわかりますね。
参考記事:世界的人気を誇る『Minecraft』の月間アクティブユーザー数、日本の人口を超え1億4千万人へ(So-net)
「EnjinCraft」では1つ1つのアイテムに希少価値がありユーザー間で売買を楽しめるという点で、通常の「Minecraft」と差別化されています。
複数の大手企業と協力関係にあることは、エンジンコインがビジネス界から高い期待をされている証だと言えるでしょう。
今後もこのような企業との提携が発表されれば、エンジンコインの使用シーン拡大期待が高まり価格が高騰する可能性があるでしょう。
値上がりのポイント②:ゲーム利用者の増加
エンジンコインの成長には、Enjin Platformが搭載されたゲーム利用者の増加が鍵になるでしょう。
2020年時点で、Enjin Platformはすでに世界で2,000万人ものユーザーが利用しています。
また数多くのアイテムが利用され、500万ENJ分ものアイテムがユーザー間で取引されています。
日本国内ではまだ知名度の低いエンジンコインですが、世界中を見渡せばすでに多くのユーザーを抱えていることはエンジンコインの強みだと言えます。
このユーザー獲得にこれまで大きく貢献してきたのが、先ほど紹介した「EnjinCraft(エンジンクラフト)」です。
もし今後これと同じくらい人気のゲームがEnjin Platformで生まれれば、そこで使用されるエンジンコインの知名度や需要は高まるでしょう。
またゲーム目的での購入・保有が増えることは、エンジンコインの通貨価格の安定・上昇につながるでしょう。
投資または投機目的以外のユーザーを呼び込み、エンジンコイン保有者の裾野を拡大するからです。
エンジンコインの将来性は人気ゲームのリリースにかかっていると言えます。
エンジンコインへの投資を検討する場合は、ゲーム開発会社との連携やゲームのビックタイトルへの導入に関するニュースに注目しておくと良いでしょう。
値上がりのポイント③:ゲーム以外の分野への技術転用
Enjin社は2021年2月に香港の投資会社であるLABS Groupと提携し、世界の不動産投資をトークンで小口化する仕組みを開発すると発表しました。
計画ではEnjin Platformを通じてホテルやアパートなどの不動産の所有権をトークンで発行し、クラウドファンディングにより資金調達を行う予定です。
これまで企業や大口投資家だけが参加できた大型不動産投資に、個人投資家が少額の資金でも参加できるようになるかもしれません。
元々はゲーム向けに展開されていたエンジンコインの技術やエコシステムが、これからは他の金融資産領域にまで広がっていくことが期待されています。
このようにゲーム以外の分野への技術転用が進みエンジンコインの用途が広がれば、需要が高まり価格上昇につながるでしょう。
値上がりのポイント④:NFT市場の拡大
ここまでに解説した通りEnjin PlatformではNFTを作ったり取引したり、また一度NFT化したものをメルティング(融解/溶解)して再びエンジンコインに戻すこともできます。
このようにNFTと密接な関係を持つことから、エンジンコインは「NFT銘柄」としていま世界中の投資家から注目されています。
過去には暗号資産(仮想通貨)取引所のCoincheckが自社のNFTマーケットプレイスにてEnjin Platformで発行されたNFTを取り扱う予定だと発表し、大きな話題になりました。
※参考記事『マインクラフトで利用できるNFT、コインチェックが自社マーケットプレイスで取り扱い目指す』(IT media ビジネスオンライン 2020年9月9日付)
また最近では異なるブロックチェーン同士をつないで相互運用できる「Polkadot(ポルカドット)」を用いて、次世代型NFTブロックチェーン「Efinity」を開発することを発表しています。
このプロジェクトではすでに約22億円を調達しており、注目度の高さがうかがえます。
※参考記事『Enjin(エンジン)が新たに20億円超調達、EfinityのEFIトークンで』(COINPOST 2021年7月2日付)
近年NFTは急速に認知度が高まり、NFT関連市場は急拡大しています。
[世界のNFT市場規模推移]
(画像引用元:日本総合研究所『NFTに関する動向』レポート 2021年6月10日発行)
この拡大市場の中でエンジンコインが存在感を示せれば、NFT市場の成長とあわせてエンジンコインも値上がりが見込めるでしょう。
参考
近年話題のメタバースは、NFTと密接に関わる領域です。
そのため「NFT銘柄=メタバース銘柄」と言ってよいほど近い存在であり、主要NFT銘柄の一角であるエンジンコインもまた「メタバース銘柄」のひとつです。
メタバース関連の銘柄を詳しく知りたい方は、関連記事『メタバース関連銘柄とは?おすすめ11選も紹介』をお役立てください。
値上がりのポイント⑤:新規上場
現在エンジンコインは、日本国内ではコインチェックやGMOコインで取り扱いがあります。
しかし世界的に見て流通量は多いとは言えません。
2021年9月1日7時頃の時点では、すべての暗号資産(仮想通貨)のなかで「市場占有率は0.08%」に過ぎず、「取引量は70位」です。(ともに時価総額ベース)
(引用元:Coin Market Cap)
これは言い換えると将来の取り扱い拡大による価格上昇余地があると言うことです。
今後国内外の取引所で新規上場することがあれば、より多くの人に取引されるようになり流通量は増加するでしょう。
そうなれば流動性が高まり、通貨価格の安定と上昇が期待できます。
まとめ(エンジンコインに投資してみよう!)
この記事ではエンジンコイン(ENJ)の特徴や将来性を解説してきました。
ここで一度、整理しましょう。
エンジンコインの特徴は、以下です。
- ERC-1155
- メルティング(融解/溶解)機能
- SDK(ソフトウェア開発キット)提供
エンジンコインが独自性のある技術や仕組みを持ち、ゲームやNFTとの親和性が高いことが理解できたと思います。
そして今後の価格上昇を生み出す要素として、以下5つを紹介しました。
- 企業との提携拡大
- ゲーム利用者の増加
- ゲーム以外の分野への技術転用
- NFT市場の拡大
- 新規上場
「実用性の向上(実需が高まること)」と「流通量の増加(取引しやすくなること)」により、エンジンコインは大きな価格上昇が期待できることがわかったと思います。
エンジンコインは世界中の企業からもゲーマーからも高く評価されている、いま大注目の暗号資産(仮想通貨)なのです。
なお、ここまでの内容を簡潔に1分30秒程度でわかりやすくまとめた動画は以下です。
この記事を読んだ後の復習にどうぞ。
(引用元:Coincheck公式ホームページ)
さて、ここまでOMGの特徴や将来性といったメリット部分は十分に伝わったと思いますので、最後にデメリットを含む投資の注意点にも触れましょう。
それは「取り扱うゲームやNFTに左右されやすいこと」です。
エンジンコインはゲームやNFTとの深い関係があるからこそ、その影響を大きく受けてしまいます。
大ヒットするゲームや人気の高いNFTを取り扱うことに成功すれば、エンジンコインはより多くの人に使われるようになるでしょう。
しかしもしヒット商品に恵まれなければ、エンジンコインの成長は鈍化するでしょう。
このように取り扱うゲームやNFTの商品パワー次第で、エンジンコインの需要と価格は左右されてしまうリスクを抱えているのです。
強いソフト(ゲームソフト)が登場すれば、ハード(Nintendo Swithなどのゲーム機器)も連動して売れるという構図です。
投資を検討するなら、人気商売のような側面を持つエンジンコインの特徴を理解して最新の動向を常に確認するようにすると良いでしょう。
最新情報の収集には以下のサイトを活用してくださいね!
この記事を読んで、
だからエンジコインを応援したい!!!
と思った方は、ぜひエンジンコイン(ENJ)への投資を検討してみましょう。
日本国内ではコインチェックやGMOコインで取り扱いがあります。
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