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仮想通貨

仮想通貨IOSTの特徴と将来性|億り人を生んだ通貨

仮想通貨投資に関心がある方は、こんな思いを持っていませんか?

短期間で大儲けできるチャンスはないかな?
どうせなら、一攫千金を狙いたい!

 

今回はそんな願いを叶えてくれるかもしれない通貨を紹介します。

近年「億り人」と呼ばれる億万長者を生んだ暗号資産(仮想通貨)のIOSTです。

 

金融情報メディア「お金の知恵袋」が2021年6月に実施したアンケート調査『【衝撃】2021年上半期で最も衝撃だった暗号資産(仮想通貨)関連のニュース』でも、

  • 2021年1月:IOST続伸 前週比240%超え
  • 2021年4月:格闘家・朝倉未来がIOSTへの投資で総資産1億円超え

が票を集めるなど話題性が高く、今もっとも注目されている通貨のひとつです。

 

本記事では、この今まさに大注目の暗号資産(仮想通貨)であるISOTの特徴や将来性を詳しく解説します。

この記事を最後まで読めば、IOSTの特徴と将来性を理解できます。

IOSTの特徴や将来性について、詳しく教えて!
どうやったらIOSTに投資できるの?

という方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

この記事の結論

  • IOSTは処理速度が速く開発体制に特徴がある、とてもユニークな仮想通貨
  • シャーディング技術、Proof of Believability、ノードの負担を削減する処理方法、JavaScriptの採用が特徴的
  • 実用性の向上、流通量の増加、エアドロップによる値上がり期待が大きく将来性は高い

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ISOT(アイ・オー・エス・ティー)とは?

IOST公式サイト

(画像引用元:IOST公式サイト

 

IOSTは2018年1月にシンガポールを拠点とする非営利財団のIOST財団によってローンチされました。

正式名称は Internet of service token(インターネット・オブ・サービス・トークン) で、その頭文字を取ってIOSTとされています。

 

発行上限数は、210億IOSTとされています。

 

第1世代のビットコイン、第2世代のイーサリアムに次ぐ次世代(第3世代)のブロックチェーンを目指して開発されたブロックチェーンネットワークです。

ブロックチェーンを活用した実用的なオンラインサービスを構築するためのプラットフォーム(基盤)となることを目的に開発されました。

 

日本では2020年9月に国内の暗号資産取引所コインチェック が取り扱いを開始したことで、広く認知されるようになりました。

最近では格闘家でユーチューバーである朝倉未来選手が購入し口座資産が1億円を超えた(”億り人”になった)ことをTwitter(ツイッター)で報告したことで更に有名になりました。

 

IOSTはこんな話題性だけでなく、そのオリジナリティにあふれたシステム構成が世界中の関心を引き寄せるひとつの理由になっています。

このあとIOSTの特徴を解説していきます。

 

IOSTの特徴

IOSTの大きな特徴は、以下の2つです。

  1. 処理速度が速い
  2. 技術者が参加しやすい開発体制

このあと詳しく解説します。

 

IOSTの特徴①:処理速度が速い

IOSTは、トランザクション(データ処理)の処理速度の速さが最大の特徴です。

 

これは決済や送金など実用的なサービスにおいて大きな差になります。

たとえば、おもな暗号資産(仮想通貨)の処理速度の比較は以下です。

ビットコイン:        6件/秒
イーサリアム:        15件/秒
アイオーエスティー:8,000件/秒 ※これは理論上の数字であり実際は2000件/秒ほどとも言われています。

 

クレジットカードの処理速度である4,000件/秒に大きく近づく、または追い越すポテンシャルを秘めていることがわかると思います。

この処理スピードの速さは短期的には取引作業の時間短縮、長期的には手数料削減にも貢献すると期待されています。

こばん
処理が早いと便利で、手数料も安くなります。

私たちの生活にも大きなメリットが期待できます。

 

この処理速度を決める要素は、以下の3つです。

  • シャーディング技術
  • 独自の合意形成アルゴリズム
  • ノードの負担を削減する処理方法

IOSTはこの3つの特徴的な仕組みによって早いデータ処理速度を実現しています。

ではこのあと詳しく見ていきましょう。

 

シャーディング技術

IOSTは、シャーディング技術を備えています。

シャーディングとはトランザクションの検証作業をグループごとに分け並列してトランザクションを処理する技術です。

メインチェーンとは別の「サイドチェーン」へ処理を分ける(シャードする)ことでトランザクションを複数のチェーンで同時並行で処理します。

そのためメインチェーンへの負荷を軽減し高い処理能力を実現できるのです。

 

これは「スケーラビリティ問題」を解決するために開発された技術です。

スケーラビリティ問題とは?

スケーラビリティ問題とは、ブロックチェーン上の利用者が増え過ぎてしまうことで処理の遅延や手数料の高騰が起きてしまうことです。

こばん
データ通信の「渋滞」や「キャパシティ・オーバー」が起こる問題ですね。

 

データ処理能力に優れたこの技術のおかげで、国をまたいだ送金もスムーズに進みやすくなります。

また手間がかからず、手数料も節約できるメリットが生まれます。

 

独自の合意形成アルゴリズム(Proof of Believability)

IOSTは、「PoB(Proof of Believability/プルーフ・オブ・ビリーバビリティ)」と呼ばれる合意形成アルゴリズムを用いています。

 

ビットコインイーサリアムは「PoW(Proof of Work/プルーフ・オブ・ワーク)」というコンピューターの演算性能と消費電力に紐づいた取引の承認方法(合意形成アルゴリズム)をとっています。

「PoW」を採用するブロックチェーンは取引量が増えると、負荷が増大して処理が遅くなったり手数料が高騰する課題があります。

 

それに対してIOSTの「PoB」は、ネットワークへの貢献度を使用してブロックプロデューサーの評価項目とする仕組みです。

ネットワークへの貢献度とは、具体的には保有トークン数、保有者の評判などの要素です。

 

これによりネットワークセキュリティを損なわずに高速なトランザクションを可能にしています。

 

ノードの負担を削減する処理方法

IOSTは、ブロックの保存体制が簡易的なのが特徴です。

 

データ処理に時間が掛かりにくく、ノードの負担を削減できます。

 

ノードとは?

ノードとは、計算処理を行うコンピューター端末(PCやスマホ)のことです。

ノードのイメージ図

(画像引用元:thanh_tan webBlog

ネットワークに接続する各ノードが情報を持つ(=分散して情報を保持する)ことで、仮想通貨などブロックチェーンに支えられたネットワークは信頼性を担保されています。

 

従来は「過去のブロックをすべて保存」することが条件だったデータ処理プロセスを、IOSTでは「最新のブロックだけ保存」できる仕組みに変えています。

 

その結果、ノードの負担軽減を実現し、データ処理スピードを高めています。

 

IOSTの特徴②:技術者が参加しやすい開発体制

IOSTは、JavaScriptを用いて開発されています。

 

JavaScriptは、世界的に普及しているプログラム言語です。

こばん
JavaScriptはサーバーを通さずにブラウザだけでホームページをカスタマイズできる簡便性の高さや、シンプルな手順でプログラミングできるので初心者向けとしても有名ですね。

大半のエンジニアが使えるJavaScriptが使われていることで参入障壁が低く多くの開発者の参加が可能になります。

また汎用性の高い言語ですので多様なプロジェクトへの応用も期待できます。

 

そのため今後さまざまなスマートコントラクトやdApps(分散型アプリケーション)のサービス開発が期待されています。

こばん
多くの開発者が参加しやすいプラットフォームなのですね。

JavaScriptでゲームやサイト作成をしている開発者は世界中にたくさんいます。

こんな人たちがどんどん参加してくると面白いことが起こるかもしれませんね!

 

実際にプラチナエッグという会社が、IOSTを利用してCROSS LINKというGPSを活用したポケモンGOのようなロールプレイングゲームを開発しています。

IOSTはこのようなゲームの他、分散型金融(DeFi)やNFT(非代替性トークン)の分野での利用も検討が進んでいます。

参考

NFTについては、以下の記事で詳しく解説しています。

>>>NFTの始め方|仕組み・将来性を解説

 

このほか、IOSTのブロックチェーンを利用したNFTマーケットプレイスも誕生しています。

参考記事:『Revival NFT マーケットプレイスが IOST ブロックチェーンで正式にスタート』(PR Times 2021年7月21日付)

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IOSTの将来性

ここからは、IOSTの将来性について解説します。

IOSTの今後の価格を左右するのは、以下の3つです。

  • 実用性の向上
  • 流通量の増加
  • 重大発表

ひとつずつ見ていきましょう。

 

価格上昇のポイント①:実用性の向上

DeFi領域での採用

DeFi(ディーファイ)とは、分散型金融と呼ばれる中央管理者(仲介者)なしに金融取引ができるサービスです。

 

金融取引をブロックチェーン上で分散することで、中央集権的な仕組みが抱える問題を解決します。

システムダウンや外部からの脅威に対する耐性を上げ、中央集権的な管理から財産管理の自由を守ることができます。

 

現在のDeFi領域のサービスは、イーサリアムをベースに開発されたものが多いです。

今後この領域でIOSTが魅力的なサービス開発を進め、存在感を発揮できるか?が注目ポイントです。

 

この点、IOSTはDeFiに2019年から参加しており、技術面でもDeFiとの親和性が非常に高いとされています。

この領域でのIOSTの活躍は、大いに期待できるでしょう。

 

DeFiの成長とIOSTの成長は連動しやすい状況にあります。

DeFi市場の拡大とそのなかでのIOSTの存在感の高まりにより、通貨IOSTの価格上昇が期待できます。

 

オンラインサービスでの活用

いま説明したDeFiについて知っている人は、きっと少ないでしょう。

だからこそこのDeFi領域だけで利用されていても、世の中でIOSTの認知は広まりません。

 

IOSTがもっと多くの人たちに知られ、たくさんの投資家から選ばれるには、DeFi領域などの金融以外の分野でも利用を広げなければなりません。

つまり「金融領域以外でどれだけ活用されるか?」がポイントです。

 

IOSTは、オンラインサービス分野での実用化プロジェクトをすすめています。

IOSTではすでに医療分野(精密医療や患者のヘルスケアに関するデータ管理)や再生可能エネルギー電力取引の実証実験が進んでいます。

 

このように金融領域以外の私たちの生活に近いところで活用がすすめば、IOSTの需要は高まります。

そして需要の高まりは、通貨価格の上昇につながるはずです。

 

価格上昇のポイント②:流通量の増加

つぎに流通量(取引量)です。

 

取引所での取り扱いが増えれば、投資資金が集まりやすくなります。

そして投資資金が集まるという期待が更に期待を呼び、大きく値上がりすることがあります。

実際に日本でもIOSTが2020年9月にコインチェックに新規上場した際、国内投資家の需要を刺激して価格が上昇しました。

こばん
この頃は「IOSTが100円や1,000円にまで値上がりするのでは?」という期待(憶測や妄想?)まで飛び出し大変話題になりました。

 

しかし日本で比較的人気の高いIOSTですが、世界的にみればあまり人気が高いとは言えません。

2021年9月1日7時頃の時点では、すべての暗号資産(仮想通貨)のなかで「市場占有率は0.03%」に過ぎず、「取引量は116位」です。(ともに時価総額ベース)

IOSTの市場占有率と取引量ランキングデータ

(引用元:Coin Market Cap

ただしこれは、将来の取り扱い拡大による価格上昇余地が大きいと言い換えできます。

今後新たに取引所に上場することで、値上がりするチャンスが多いのです。

 

現在、日本ではコインチェックとビットポイント、OKCoinJapanでのみIOSTを購入可能です。

※2022年5月時点

 

なお海外では、現状はインドネシアなど一部の国の取引所でしか取り扱いがありません。

2021年春には韓国の取引所でIOSTが上場廃止になった事例もあり、今後のIOSTの流通量の行く末は未知数です。

 

しかしそのポテンシャルの高さは、本記事の前半で解説した通りです。

近い将来、大手取引所で新規上場などのニュースがあれば、一気に値上がりするでしょう。

いまのうちに投資しておくのも一案です。

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価格上昇のポイント③:重大発表

IOSTは定期的に重大発表があり、そのタイミングで大きな値上がりをしてきた歴史があります。

 

その重大発表とは「エアドロップ」です。

エアドロップとは、一定条件を満たしたユーザーを対象に仮想通貨を無料配布するイベントのことです。

仮想通貨の知名度アップや資金調達を目的に実施されます。

 

IOSTのエアドロップは過去4回実施されています。

  • 【1回目】 2018年7月:ユーザー1人に対して100IOSTを配布
  • 【2回目】 2019年5月:総計500,000IOSTを配布
  • 【3回目】 2021年2月:IOST保有者に対して総通貨量の5%にあたるDONトークンを配布
  • 【4回目】 2021年9月:IOST保有者に対して総通貨量の5%にあたるDONトークンを配布

直近では2021年9月30日に実施されたばかりです。

リリース記事:『Donnie FinanceがIOST保有者へ夏のエアドロップを実施』(IOST公式ブログ 2021年8月27日付) ※英語です

 

それぞれの内容は異なっていますがエアドロップ実施の事前アナウンス(開催の約1週間前)をした直後から価格が上昇しました。

注意してください!

前回2021年2月のエアドロップでは、IOST保有者に対して「DONトークン」が配布されました。

※「IOST」が配布された訳ではない点に注意してください。

DONトークンとは?

Donnie Finance

(画像引用元:Donnie Finance公式サイト

「DON」は、「Donnie Finance」で使えるトークン(通貨)です。

「Donnie Finance」はIOSTのブロックチェーン上に構築された、韓国発の金融サービスプラットフォームです。

サービス内容は、預金やローン、両替など、従来の銀行と同じようなものです。

(画像引用元:Donnie Finance公式サイト

「Donnie Finance」は、IOSTのブロックチェーンが基盤のため、

  • 処理速度が早い
  • 手数料が安い

などのユーザー側のメリットがあり支持を集めています。

 

エアドロップでトークンの無償配布を受け取るには、決められた期日までにIOSTを保有していることが条件です。

そのためエアドロップの実施が発表され開催日が近づくと、事前保有のための駆け込み需要によって価格が高まる傾向にあります。

 

IOST関連のエアドロップは2021年9月に実施されたばかりですが、過去を振り返っても1~2年の間隔で実施されています。

これをふまえれば、また近いうちにエアドロップ実施が発表され価格が急騰する可能性は十分にあります。

最新情報を注視し、投資チャンスをうかがいましょう。

こばん

以下のサイトを活用して、重大発表を見逃さないようにしましょう。

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まとめ(IOSTに投資してみよう!)

この記事では、IOSTの特徴と将来性を解説してきました。

 

IOSTの特徴は以下の2点です。

IOSTの特徴

  1. 処理速度が速い
  2. たくさんの技術者が参加できる開発体制

 

そして以下の要因で、値上がり期待(高い将来性)を見込めます。

IOSTの値上がり要因

  1. 実用性の向上
  2. 流通量の増加
  3. エアドロップイベントに注目

 

以下は、ここまでの内容を簡潔に2分間弱でわかりやすくまとめた動画です。

この記事を読んだ後の復習にどうぞ。(引用元:Coincheck公式ホームページ

 

以上を踏まえてIOSTの魅力は十分に伝わったと思います。

最後にデメリットを含む投資の注意点にも触れましょう。

 

まず1つ目は「流動性の低さ」です。

流動性が低いことは、取引の際に希望価格で売買できない可能性が高く、値動きが激しい(ボラティリティが高い)ことを意味します。

また、チャートを使ったテクニカル分析もやりづらいです。値動きが激しいと頻繁に異常値が出てしまい、分析の精度が安定しないからです。

これらのことは、時価総額が小さい、いわゆる「マイナーコイン」と呼ばれる通貨すべてに共通する悩みです。

IOSTに投資するなら、このリスクや不都合とうまく付き合っていかなければなりません。

 

また2つ目は「実用段階のプロジェクト進行が不透明」な点です。

IOSTは金融のほかにも、医療やエネルギー取引の分野でも実用化を目指しています。

しかしその目標が期待通り達成できるかは、いまの段階では不透明です。

いろいろな領域・分野でのサービス実用化は、IOSTの普及にとって "肝" ともいえる部分です。

だからこそ実用化の遅延やストップがあれば、IOSTへの期待が大きく下がってしまうリスクもあることを理解しておきましょう。

 

以上2点のようなリスクもしっかりと理解して、投資するかどうかを判断しましょう。

 

IOSTはいつか「化ける」かもしれない、「億り人」を生む可能性を秘めたコインです。

その可能性に賭けてみるのも良いでしょう。

 

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  • この記事を書いた人

こばん

【経歴】横浜国大卒▶︎国内大手食品メーカーに就職▶大手コンサルティング会社に転職(現職)|プライベートでNFTクリエイター 兼 NFT情報メディア運営責任者として活動中|妻&娘2人と東京で暮らす40歳男性です

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