この記事で解決できるお悩み
- リスク(Lisk/LSK)って何だろう? 詳しく知りたい
- リスク(Lisk/LSK)に投資すべきかどうかの判断材料がほしい
この記事の結論
- リスク(LSK)は分散型アプリケーション構築のためのプラットフォーム「Lisk」で使用される暗号資産(仮想通貨)
- プラットフォームのLiskは「JavaScriptで開発可能」、「DPoSを採用」などの特徴を持つ
- 「サイドチェーンの採用」や「スマートコントラクトの実装」を予定しており、現在も開発途上にある未完成のプラットフォームである
- 今後開発が進み、「実用性の向上」と「流通量の維持・増加」により値上がりが期待できる
この記事を最後まで読めば、リスク(Lisk/LSK)の特徴や将来性が理解できるはずです。
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リスク(Lisk/LSK)とは?
(画像引用元:Lisk公式サイト)
リスク(Lisk)とは、Max Kordek 氏と Oliver Beddows 氏が開発した分散型アプリケーション構築のためのプラットフォームです。
分散型アプリケーションとは?
分散型アプリケーションとは、企業や銀行などの中央管理者がいなくても稼働するアプリケーションのことです。
Decentralized Applications (略称: DApps/ダップス)と呼ばれています。
DAppsではアプリケーションを利用する参加者全員がデータを分散管理し、仕様変更などの意思決定に関わることができます。
中央管理者がいないため、
- トラブルが起きてもシステム稼働を継続できる
- データ改ざんのリスクが小さい
といったメリットがあります。
プラットフォーム名が「Lisk」で、そのプラットフォーム内で使用されている通貨が「LSK」です。
読み方は両方とも「リスク」です。
リスク(LSK)の通貨発行枚数には、上限が設定されていません。
一定期間ごとに新規発行枚数は減少する仕組みになっていますが、今後発行枚数が増えることで単位通貨あたりの価値希薄化の懸念があると言えます。
リスク(Lisk)は2016年に上場して現在にいたるまで、未だ開発・アップデートが進行中の未完成なブロックチェーンです。
たとえば性能の目標として「サイドチェーンの採用」や「スマートコントラクトの実装」を掲げています。
しかし現在はまだそれをつくる土壌が整った段階に過ぎず、実装には至っていません。 ※2021年9月時点
リスクは、これらの機能の実装が実現すれば高い性能を持った魅力的なプラットフォームになると将来を期待されています。
このあと、その特徴を技術や仕組み面から詳しく解説します。
リスク(Lisk/LSK)の特徴
リスク(Lisk/LSK)は以下2つの特徴があります。
- JavaScriptで開発可能
- DPoSを採用
また次の2つの機能を実装する予定とされています。
- サイドチェーンを採用
- スマートコントラクトを実装
これら4つの特徴について、このあと順番に解説します。
JavaScriptで開発可能
リスクの大きな特徴のひとつは、コードにJavaScript(ジャバ・スクリプト)を採用していることです。
JavaScriptはWEB業界では一般的な言語であり、多くのエンジニアが扱いやすいプログラミング言語です。
そのためたくさんのエンジニアがJavaScriptの情報や知識を活かして、リスクの開発に気軽に携わることが可能になっています。
多くの開発者が参加することで、開発スピードの向上や独創的な新しい機能が生まれる可能性が高まるでしょう。
そんな開発環境が整備されているのが、リスクの特徴であり優位性のひとつなのです。
DPoSを採用
リスクの取引承認の仕組みは「DPoS(Delegated Proof of Stake/デリゲーテッド・プルーフ・オブ・ステイク)」です。
DPoSは、リスク所有者全員が立候補者から代表者を選んで投票することができる間接民主制のような承認システムです。
リスク所有者は保有量に応じて与えられた投票権を使って、リスクのセキュリティを高めてくれそうな立候補者に投票できます。
先ほど説明したリスクの特徴の1つ目は、JavaScriptの採用により多くのエンジニアが開発に参加できることでした。
これに加えて2つ目の特徴は、多くの通貨所有者が意思決定に参加できる運営上の仕組みが導入されていることです。
なおDPoSでは投票結果により選ばれた101人が承認者となり、取引承認を行ったあと報酬として手数料と新規発行されるリスクを受け取ります。
このようにあらかじめ承認者を選ぶことで、取引承認にかかる時間がとても短く済むこともDPoSのメリットです。
リスクが採用しているDPoSの仕組みは、民主的であると同時に高い利便性というメリットもあるのです。
サイドチェーンを採用(予定)
リスクは、メインのブロックチェーンのほかにサイドチェーンを使用する予定です。
サイドチェーンとは?
サイドチェーンとは、メインのブロックチェーンに接続された補助的な役割を持つブロックチェーンのことです。
ブロックチェーンのメインチェーンは複数の情報をまとめたブロックを鎖(チェーン)のようにつなげた形状をしているのですが、一本道で枝分かれしていません。
そこに枝分かれするようにサイドチェーンをつなげることで、以下3つのようなメリットがあります。
- セキュリティの強化
- 取引処理能力の向上
- サービス開発の柔軟性向上
1つ目は「セキュリティの強化」です。
サイドチェーン上で万が一バグが生じたりハッキング被害などのトラブルが発生しても、該当するサイドチェーンだけを切り離せばメインチェーンに被害を及ぼすことなく被害拡大を迅速に防ぐことができます。
2つ目は「取引処理能力の向上」です。
メインチェーンに加えサイドチェーンを利用して同時並行で取引処理を行うことで、処理スピードを上げることができます。
3つ目は「サービス開発の柔軟性向上」です。
サイドチェーンの利用にはメインチェーン自体の仕様変更は必要ありません。
そのため新しい機能の実装や既存システムの改善・修正など、実験的な取り組みも積極的に実施しやすくなります。
またメインチェーン全体を大きく変更させることなく、後からでも新しい機能を組み込むことも可能です。
このようにサイドチェーンが実装されれば、プラットフォーム全体の性能向上や機能拡張が期待できるのです。
スマートコントラクトを実装(予定)
リスクはスマートコントラクトの実装を予定しています。
スマートコントラクトとは?
スマートコントラクトとは、契約条件の締結や履行が事前に設定したプログラムによって自動で実行される仕組みのことです。
スマートコントラクトでは、契約の内容とそれを実行するための条件をあらかじめプログラムしておけば条件が整ったタイミングで自動的に契約が実行されます。
仲介者が不要のため取引手数料や時間を削減でき、ブロックチェーンと組み合わせることで改ざん防止や取引の透明性の確保も可能です。
たとえば不動産売買や金融の領域などで、契約事務作業の簡素化に役立つことが期待されている技術です。
将来このスマートコントラクトが実装されれば、リスクの利便性がさらに高まるでしょう。
リスク(Lisk/LSK)の将来性
今後のリスク(LSK)の価格動向を左右するであろう主な要素は以下の2つです。
- 実社会での利用拡大
- 新規上場
- ステーキングサービス需要
上記1は「実用性の向上(実需が高まること)」、上記2と3は「流通量の維持・増加(取引しやすくなること)」がポイントです。
それぞれの内容を順番に見ていきましょう。
実社会での利用拡大
リスクに限らず暗号資産(仮想通貨)の主な用途は、以下の3つです。
- 決済通貨として
- サービス開発のプラットフォーム利用料として
- 投資や投機の対象として
ビットコイン(BTC)は決済通貨(上記1)として高い期待を持たれています。
またイーサ(ETH)はプラットフォームであるイーサリアムでの利用料(上記2)として人気が高い通貨です。
このように投資や投機以外の用途が明確で実用面での役割がハッキリしていると、通貨の需要は高まりやすくなります。
この点、リスクはまだ開発途上ということもあり実用面での役割や有用性を明示できていません。
今後リスクの需要が高まり通貨が値上がりするには、実社会で利用される機会が生まれ実用性の高さが理解・認知されることが条件になるでしょう。
たとえば企業や政府・役所などの大きな組織との連携の取り組みなどが決まれば、この理解や認知の拡大を後押しすることができるでしょう。
そしてこの前提として、まずリスクが現在予定しているサイドチェーンやスマートコントラクトの機能実装を完了させることが必須条件です。
今後の通貨リスクの価格動向は、プラットフォーム「リスク」の実用化に向けた開発状況に左右されると言えるでしょう。
新規上場
リスクを取り扱っているのは、日本国内ではCoincheck(コインチェック)とbitFlyer(ビットフライヤー)など一部の取引所しかありません。
また海外でも取引量が多いとは言えない状況です。
2021年9月1日7時頃の時点では、すべての暗号資産(仮想通貨)のなかで「市場占有率は0.03%」に過ぎず、「取引量は125位」です。(ともに時価総額ベース)
(引用元:Coin Market Cap)
これは言い換えると、将来の取引所での取り扱い拡大に伴う価格上昇余地が大きいということです。
今後国内外の取引所で新規上場することがあれば、より多くの人に取引されるようになり流通量は増加するでしょう。
そうなれば流動性が高まり、通貨価格の安定と上昇が期待できます。
新規上場をきっかけに、大きく値上がりする通貨は多いです。
リスクへの投資を検討するなら、各取引所での新規上場(取り扱い開始)の情報には注視しておくと良いでしょう。
ステーキングサービス需要
リスクはCoincheck(コインチェック)とbitFlyer(ビットフライヤー)でステーキングサービスを利用できます。
ステーキングとは?
ステーキングとは、対象の仮想通貨を保有しているだけでインカムゲインを得られる仕組みのことです。
ステーキング目的の投資家は基本的に長期保有したり積み立て投資を行うことが多いため、価格の下支えが期待できます。
リスクはステーキングサービス需要のあるため、通貨の価格が下がりにくく値動きが安定しやすいというメリットがあるのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事ではリスク(Lisk/LSK)の特徴や将来性を解説してきました。
ここで一度、整理しましょう。
プラットフォームであるリスク(Lisk)の特徴は以下4つです。
- JavaScriptで開発可能
- DPoSを採用
- サイドチェーンを採用(予定)
- スマートコントラクトを実装(予定)
リスクが複数の特徴的な仕組みを持つ(または持つ予定の)プラットフォームであることが理解できたと思います。
そしてリスクの今後の価格上昇を生み出す要素として、以下3つを紹介しました。
- 実社会での利用拡大
- 新規上場
- ステーキングサービス需要
「実用性の向上(実需が高まること)」と「流通量の維持・増加(取引しやすくなること)」により、リスクは今後大きな価格上昇が期待できることがわかったと思います。
リスクはまだ開発途中であり見通しが立っていない部分はありますが、その開発動向に多くの人たちが注目する期待の暗号資産(仮想通貨)なのです。
なお、ここまでの内容を簡潔に1分程度でわかりやすくまとめた動画は以下です。
この記事を読んだ後の復習にどうぞ。(引用元:Coincheck公式ホームページ)
さて、ここまでリスクの特徴や将来性といったメリット部分は十分に伝わったと思いますので、最後にデメリットを含む投資の注意点にも触れましょう。
その1つ目は「開発が予定通り進むか?」です。
リスクはJavaScriptを用いて多くのエンジニアが開発を進めている、将来性に高い期待が持てるブロックチェーンプラットフォームです。
しかしまだその性能は未完成であり、地位も不完全なのが現状です。
今後の開発に遅延や支障が生じることがあれば、通貨の価格にもマイナスの影響が出る可能性があることを理解しておくべきでしょう。
2つ目は「独自性を発揮できるか?」です。
この記事で解説したリスクの特徴(技術や仕組み)の1つひとつは、他の暗号資産(仮想通貨)プラットフォームがすでに持っているものばかりです。
たとえばリスク同様にIOSTもJavaScriptで開発が可能です。DPoSはコスモス(ATOM)でも採用されています。
サイドチェーンはIOSTやOMGに採用され、スマートコントラクトの実装はイーサリアムが代表的です。
このためこれらの特徴を持っているだけでは、リスクは他の暗号資産(仮想通貨)との差別化はできないのです。
リスクの強みは様々は特徴(技術、仕組み)が1つのプラットフォームに集約されていることです。
この多様な特徴を組み合わせて独自性のある機能やサービスの提供を実現することが、リスクが数多ある暗号資産(仮想通貨)の中で大きな存在感を持つための条件となるでしょう。
以上のようなデメリットも理解した上で、投資するかどうかを検討すると良いでしょう。
リスクはそのプラットフォームの開発状況により通貨の価格も変動する可能性が大きいため、小まめで正確な情報収集が投資判断の肝になります。
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