こんな時どうすればいい?
というお悩みを解決します。
わたしは、NFTクリエイターであり、またNFT投資家 兼 コレクターとして活動しています。
この記事では、インスタで外国人からイラストを買いたいとDMが来たときの対処法をお伝えします。
SNSのインスタグラム(Instagram)に画像やイラストをアップしていると、時折、外国人と思われるアカウントからDM(ダイレクトメッセージ)が届きます。
内容はおおむね「あなたの作品を気に入ったから、NFT作品として○○ドルで買いたい!」というもので、その金額は大変高額な場合がおおいです。
知らないアカウントからのDMなので「怪しい」とか「詐欺では?」と思い、どう対応すべきか困ってしまう方もおおいでしょう。
また「そもそも、NFTって何?」という方も少なくありません。
この記事では、こんなときの適切な対処法を紹介します。
ぜひこの記事を参考に、NFTと安全に付き合っていくための知識を身につけてくださいね!
NFTのはじめ方
インスタで外国人からNFT関連のDMが来る理由
普段使っているインスタグラムで突然「あなたのイラストを買いたい」というメッセージが送られてきたらどうしますか?
提示された購入希望金額が高額な場合はとくに、魅力的なオファーのように思えるかもしれません。
しかしこのとき、一息ついて慎重に対応する必要があります。
なぜなら、インスタで外国人アカウントからDMで「イラストを買いたい」と連絡が来たら、それはほぼ100%詐欺だからです。
近年、デジタル画像の所有権を証明する「NFT」が登場して以降、個人間のデジタルアート売買が活発になっています。
従来は無限にコピペ可能だったデジタルアートが、「NFT」によって1つひとつの作品に希少性が担保され、高い価値をもつようになったからです。
※「NFT」の詳細は関連記事『NFTとは?|仕組み・将来性・具体例をわかりやすく解説』を参考にしてください。
その結果、NFTのアート作品の売買にからめた詐欺行為も横行するようになっています。
コンタクトを取ったあとの手口に関してはバラバラですが、だいたいは詐欺サイトに誘導をされ、NFTを買うためのガス代(手数料)やらトラブル処理のためのお金を入金させるというものです。
またメッセージ交換を通じて個人情報を抜き取って悪用するという手口もおおいようです。
参考
よくあるNFT詐欺については、以下『NFT詐欺対策6選』でくわしく解説しています。
NFT詐欺対策6選|代表的な詐欺の手口と対策方法を紹介
続きを見る
インスタグラムは画像を中心に世界中にアクセスできる素晴らしいプラットフォームですが、同時に、詐欺師がターゲットを見つける場になっているのが現実です。
投資要素の強く大金が絡むことのおおいNFT市場は、多数の詐欺師たちが跳梁跋扈(ちょうりょうばっこ)する領域のひとつなのです。
インスタで外国人からイラストを買いたいとDMが来たときの対処法
インスタで外国人から「あなたのイラストを買いたい」とDMが来たときに、とるべき対処法を5つお伝えします。
無視する
1つ目は、無視することです。
まず、知らない人からのDMという時点で、相手にする必要はありません。
無視するのがもっとも簡単で安全な対処方法です。
インスタグラム上の不審なメッセージのおおくは、詐欺やスパムである可能性が高いです。
怪しいと感じたら、無視しましょう。
リサーチする
2つ目は、リサーチすることです。
これは、メッセージの送り主が知り合いだったり、少しでも心当たりがある場合です。
くわしく調査(リサーチ)してみて、その信頼性をみきわめましょう。
そのアカウントの人物や組織がウェブサイトやソーシャルメディア上でどのような活動をしているのかを確認してみてください。
発信内容やフォロワー数などを見れば、アカウントがホンモノかニセモノかはすぐにわかります。
情報を共有しない
3つ目は、情報を共有しないことです。
場合によっては、相手の信頼性が低い状態でメッセージのやりとりを進めることもあるでしょう。
こんなケースにおいて、必ず注意しておくべきは、個人情報やお金関連の情報(口座情報など)を要求されても絶対に教えないということです。
メッセージのやりとりを繰り返し、そのやりとりのなかで個人の重要情報を抜き取るのは、詐欺の典型的な手口です。
あなたの大切な情報が第三者に漏れないよう、絶対に大切な情報は相手に共有しないようにしましょう。
専門家に相談する
4つ目は、専門家に相談することです。
あなたがNFTやブロックチェーンに詳しくない場合は、専門家に相談するのも一つの方法です。
Yahoo!知恵袋のような質問サイトで相談してみてもよいです。
また、NFT関連のサイトを運営している方に、サイト内のお問い合わせコーナーから質問してみてもよいでしょう。
そこで得た専門家の意見が、あなたの身を守ってくれます。
参考
インスタで「NFTを買いたい」とDMが来るのは、NFT初心者のよくある質問のなかでもダントツのトップです。
その他のよくある質問は、以下『NFT初心者によくある質問|ベスト3をランキング形式で発表!』で紹介していますので参考にしてみてください。
NFT初心者によくある質問|ベスト3をランキング形式で発表!
続きを見る
公式サイトを利用する
5つ目は、公式サイトを利用することです。
DMで買いたいと誘いを受けた作品を「安全」に売りたいと思うなら、NFT取引を行える公式サイトを利用するのが安心です。
わざわざ詐欺師かもしれない「危険」な相手と取引をする必要はないのです。
NFT取引をするなら、世界中でおおくの利用者がいる「OpenSea」(オープンシー)をつかうのがおすすめです。
OpenSeaなら、初心者でもかんたんに作品を出品・販売して、収益を得ることができます。
手順は以下『OpenSeaでNFTアートを出品・販売する方法』にまとめていますので、参考にしてください。
OpenSeaでNFTアートを出品・販売する方法|初心者でもかんたん!
続きを見る
以上が、インスタで外国人からNFTを買いたいとDMが来たときの対処法(5つ)です。
インスタで注意すべき詐欺アカウントの特徴
ここからは、インスタで注意すべき詐欺アカウントの特徴を7つ紹介します。
以下で紹介するようなアカウントからDMが来たら要注意です!
よくあるパターンを知っておくことで、危険やトラブルを未然に防ぎましょう。
新規アカウント
1つ目は、新規アカウントです。
詐欺師はよく、新しく作られたアカウントを使用します。
大量に複数のアカウントを作っては捨て、作っては捨て...、を繰り返すことがおおいからです。
アカウントが新しいことは、そのアカウントが詐欺であることを意味するわけではありませんが、ひとつのチェックポイントにはなります。
フォロワー数や投稿数がやけに少ないアカウントも同様に要注意です。
不自然なフォロワー
2つ目は、不自然なフォロワーです。
詐欺師はフォロワーを増やすためにボットを使用することがあります。
フォロワーのリストを見て、不自然に多くのフォロワーがいる場合は要注意です。
また、フォロワーのアカウントが不自然に少ない投稿しかしていない場合、そのフォロワーはいわゆる「サクラ」です。
これも詐欺アカウントである可能性が高いです。
高額すぎるオファー
3つ目は、高額すぎるオファーです。
「あなたのNFTを100ドル(=約15,000円)で買います」といった高額オファーは、間違いなく詐欺です。
無名の一般人の作品に大金を払う人は、世界中どこを探しても存在しません。
大金をチラつかせて飛びつかせようとするのは、詐欺師の得意な手口です。
気をつけましょう。
強引なコミュニケーション
4つ目は、強引なコミュニケーションです。
とくに「今日中に!」や「あと1時間以内に!!!」といった、時間制限を設けて急かしたり、短時間で何度もメッセージを送り付けて異常なプレッシャーをかけてくる場合、それは詐欺の可能性が高いです。
あなたの作品を大切に思い、本当に買いたいと思っている人なら、絶対にそんなことはしません。
強引に思えるやりとりを仕掛けられたら、相手を疑ってOKです。
個人情報の要求
5つ目は、すぐに個人情報の要求をすることです。
詐欺師が欲しているのは、目の前のお金だけではありません。
個人情報や金融情報(口座情報など)を取得し、それを悪用してより大きな金額をだまし取ろうとする者もいるのです。
銀行口座やクレジットカードの暗証番号などを要求された場合、それは100%詐欺です。
即座にそのアカウントとのすべてのコミュニケーションを絶つことを強く推奨します。
誤字脱字や不自然な文章
さいごの7つ目は、誤字脱字や不自然な文章です。
メッセージに誤字脱字がおおい場合や不自然な文章が含まれている場合、それは詐欺である兆しかもしれません。
外国の詐欺集団は、翻訳ソフトなどをつかって日本語の文章を作成し、不特定多数の人にDMをしているからです。
読みづらいと感じたり違和感を覚える文章には要注意です。
それは詐欺である可能性が高いです。
以上、インスタで注意すべき詐欺アカウントの特徴(7つ)の紹介でした。
今回は以上です。
この記事が、あなたのお役に立てば幸いです。
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