という要望にお応えします。
わたしはNFTクリエイター 兼 投資家です。
NFTや暗号資産(仮想通貨)の専門家として、当サイトの運営責任者をつとめています。
この記事では、フィナンシェ(FiNANCiE)を利用する際の注意点をお伝えします。
トークン発行型クラウドファンディングの「FiNANCiE」(フィナンシェ)は、その革新的なサービス特徴から非常におおくの方から注目を集めています。
今後ますます利用者が増えることが期待されますが、サービスのしくみやルールを知らないことで損をしてしまう方も少なくありません。
そこで今回はフィナンシェ初心者が注意すべきポイントを、くわしく丁寧に解説します。
これからフィナンシェをはじめて損をしたくない方は、ぜひ参考にしてくださいね!
お役立ち情報!
フィナンシェを利用するときの注意点
フィナンシェを利用する際に注意しておきたいポイントは、おもに以下の4つです。
注意ポイント
- 売買手数料が高い
- ポイント購入手数料が高い
- ポイントはすぐには現金化できない
- 1,000円未満は出金できない
- 出金時にも手数料がかかる
- ポイントには有効期限がある
- ロックアップが存在する
順番に解説していきますね!
売買手数料が高い
1つ目は、トークンの売買手数料が高いことです。
フィナンシェではプロジェクトオーナーが発行するトークン(コミュニティトークン/CT)を購入することを通じて、そのオーナーを応援・支援できます。
このコミュニティトークンの売買時、その都度「10%」の手数料が発生します。
買うときも、売るときも、それぞれトークン代金の10%がフィナンシェに徴収されるしくみです。
購入後にすぐ売却すれば、合計20%の手数料がかかります。
手数料が高いので、短期トレードには向いていません。
フィナンシェは、長期目線でオーナーを応援・支援できる方に向いているサービスだといえます。
ポイント購入手数料が高い
2つ目は、ポイント購入の手数料が高いことです。
フィナンシェでコミュニティトークンを買うには、事前にポイント購入(ポイントのチャージ)が必要です。
ポイントを消費してトークンを入手するしくみだからです。
このポイント購入時の手数料は、決済方法により異なります。
詳細は以下のとおりです。
【フィナンシェのポイント購入手数料一覧】
いちばん下にある「売上金でポイントを購入」の "売上金" とは、コミュニティトークンを売却して得られるものです。
トークン発行するプロジェクトオーナーや、すでに他のトークンを保有している方が対象です。
プロジェクトオーナー以外で、はじめてトークンを購入する方にとって、手数料率がもっとも低いのは「銀行振込」になります。
しかし、銀行振込は最低購入額が50,000円となっており、気軽にはじめたい初心者の方にとっては、ややハードルが高いでしょう。
そこで便利なのが最低500円から購入できる「クレジットカード」や「コンビニ決済」ですが、これらはそれぞれ5%の手数料がかかります。
(コンビニ決済は購入額が30,000円未満なら手数料は一律200円です)
ポイント購入時にも、けっして安くない手数料がかかってしまうことに注意が必要です。
参考
なお、フィナンシェの発行する仮想通貨「FNCT」(フィナンシェトークン)をつかって決済すると、コミュニティトークンが4%割引で購入ができてお得です。
購入するポイント数によっては、これがもっとも安くフィナンシェポイントを入手する方法になります。
お得にポイント購入したい方におすすめです。
やり方は『FNCTでFiNANCiEポイントをチャージする方法を解説』で解説しています。
ポイントはすぐには現金化できない
3つ目は、購入したポイントはすぐには現金化できないことです。
フィナンシェで現金化できるものは、トークンの売却代金(売上金)だけです。
トークン購入用に入手したポイントを、余ったからといって再度現金化することはできません。
おおめにポイントを購入してしまうと、そのポイントがムダになってしまう可能性があります。
ポイントは、必要な分だけ都度購入するようにするのがよいでしょう。
1,000円未満は出金できない
4つ目は、1,000円未満のポイントは出金(現金化)できないことです。
フィナンシェでは、トークンの売却で得た代金(売上金)は、「売上金残高が1,000円以上の場合、月3回ある締日に自動的にご登録の銀行口座へ出金される」というルールになっています。
売上金が1,000円未満のうちは、現金化して利益を確定することができないのです。
また、フィナンシェでは1,000円未満の売上金は、90日経つと自動的にポイントに交換されるしくみになっています。
現金にしたいなら、90日以内に残高を1,000円以上にするようにしましょう。
なお、月3回の締日と出金タイミングのスケジュールは以下のとおりです。
- 1〜10日の売上金→月末に出金処理開始
- 11〜20日の売上金→翌月10日出金処理開始
- 21~末日の売上金→翌月20日出金処理開始
銀行口座の登録は、以下の画面からできます。
フィナンシェで得た売上金を現金化したい方は、「1,000円ルール」と出金スケジュールを理解しておくとともに、銀行口座登録を忘れずにやっておく必要があります。
出金時にも手数料がかかる
5つ目は、出金時にも手数料がかかるということです。
売上金残高が1,000円以上になると、銀行振込の期日が待ち遠しいでしょう。
ここで気を付けておきたいのは、出金時の手数料です。
銀行振込される金額は、出金にかかる手数料が差し引かれた残額です。
出金手数料のことをしっかり把握していないと、「振り込み額を確認してみたら、想像より少なかった...(涙)」ということになりかねません。
フィナンシェでコミュニティトークンを売却して得られた売上金の出金手数料は、以下のとおりです。
売上金出金時の手数料
- 50,000円未満の場合:一律540円
- 50,000円以上の場合: 1.08%
とくに少額での出金時は、一律540円が重くのしかかることを理解しておきましょう。
ポイントには有効期限がある
6つ目は、ポイントには有効期限があることです。
フィナンシェでは、購入したりトークンを売却して獲得したポイントの有効期限は180日と決められています。
獲得したポイントを使い忘れて180日放置してしまうと、無効になってしまうのです。
ポイントに残高が残っているときは、有効期限を必ず確認しておきましょう。
以下の手順で、有効期限が近づいているポイントを確認できます。
アカウント画面上部の「FiNANCiEポイント/売上金」をタップし、「ポイント履歴」をタップします。
画面上部に有効期限が近づいているポイントの失効日とポイント数が表示されます。
なおポイント失効の30日前には、メールおよびアプリ内通知で、フィナンシェよりポイント有効期限の案内があります。
見逃さないようにしましょう。
ロックアップが存在する
さいごの7つ目は、ロックアップの存在です。
ロックアップとは「一定期間、トークンに売却制限をかける(ロックする)」ことです。
フィナンシェでは、販売されるトークンについて、以下のような売却制限を設けています。
(出典元:フィナンシェ公式サイト)
また、この約3か月(90日)ごとに一部の売却制限がなくなることを「ロックアップ解除」といいます。
たとえばプロジェクト開始時に10万枚のトークンを購入した人は、はじめの90日間はそのうちの2万5千枚しか売却できません。
市場に売り出されるトークンは少なくなるので、トークンの取引価値が急落する可能性は低くなります。
ただしこれは、逆に言えば「ロックアップ解除後にはトークン価格が暴落するおそれがある」ことを意味します。
ロックアップ解除直後には売却可能なトークン量が増えるので、それまで売るのを我慢していた人が一気に売却する可能性があるからです。
投資初心者の方は、ロックアップ解除を間近に控えたプロジェクトのトークン購入はなるべく控えた方が賢明です。
反対に、ロックアップ解除まで期間が長いプロジェクトなら、今後しばらくは需給面での安定が見込まれます。
以上、フィナンシェを利用するときに注意したいポイントの紹介でした。
よくある質問
さいごに、フィナンシェに関するよくある質問にお答えします。
どうやってはじめる?
公式アプリをダウンロードすれば、すぐにはじめられます。
また、アプリをダウンロードしたあとに必要な準備は、ポイントを購入することだけです。
ポイントがあれば、今日からすぐにコミュニティトークンを買ってプロジェクトオーナーを応援・支援できます。。
フィナンシェのはじめ方は、以下『FiNANCiE(フィナンシェ)のはじめ方』で解説していますので参考にしてください。
FiNANCiE(フィナンシェ)のはじめ方
続きを見る
稼げる?
フィナンシェでは、サイト内で発行されるトークンを使って、おもに以下4つの方法でお金を稼ぐことができます。
フィナンシェで稼ぐ方法
- 初期発行分を入手する
- 転売する
- 自分で発行する
- ロイヤリティ収入を得る
くわしくは以下『トークンで稼ぐ方法|FiNANCiEを徹底解説』で解説しています。
トークンで稼ぐ方法|FiNANCiEを徹底解説
続きを見る
おすすめ
トークンをつかった稼ぎ方をもっと学びたい方には、以下のWeb教材がおすすめです。
【イケハヤ氏のBrain教材】
暗号資産やNFTなどに詳しい著名インフルエンサーのイケハヤ氏のわかりやすい解説で、初心者でもかんたんに専門的なしくみが理解できる内容になっています。
ビジネス書1冊程度の価格で手軽に購入でき、入手後はすぐに読めて便利です。
※Web教材サイト「Brain」の公式ページに移動します
コミュニティトークンの買い方は?
フィナンシェでコミュニティトークンを購入する方法は、以下のとおりです。
トークン購入手順
- アプリをダウンロード
- クレジットカードを登録
- ポイントを購入
- トークンを購入
とってもかんたんです。
くわしい手順は以下『フィナンシェでコミュニティトークンを購入する方法』で解説していますので参考にしてください。
フィナンシェでコミュニティトークンを購入する方法
続きを見る
コミュニティトークンとフィナンシェトークンとの違いは?
フィナンシェに関連するトークンには2種類ありますが、これらはまったくの別モノですので注意が必要です。
フィナンシェが発行するトークンは、以下の2つがあります。
- コミュニティトークン(CT)
- フィナンシェトークン(FNCT)
コミュニティトークン(CT)の概要は以下です。
- トークン名:コミュニティトークン(CT)
- 発行者:プロジェクトのオーナー
- 使用場所:フィナンシェ内のみ
一方のフィナンシェトークン(FNCT)の概要は以下のとおりです。
- トークン名:フィナンシェトークン(FNCT)
- 発行者:フィナンシェ
- 使用場所:暗号資産取引所(コインチェック)
これらを混同しないように注意しましょう。
ポイント失効しそうなとき、どうすればよい?
コミュニティトークンの購入がおすすめです。
本記事でお伝えのとおり、ポイントは180日で失効します。
せっかく獲得したポイントを失効させるのは、大変もったいないです。
ポイントをムダにしないため、一定の金額(1,000円)以上分を貯めて出金するか、フィナンシェ内でコミュニティトークンの購入にあてて消費しましょう。
以上、よくある質問への回答でした。
今回は以上です。
この記事が、あなたのお役に立てば幸いです。
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